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Channel: なでしこりん
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6月4日は「天安門虐殺事件を忘れない日」、非道な共産中国に対して私たち日本人ができることは何?

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「6月4日」は民主主義に感謝し、中国と戦う決意を固める日!

  日本から共産中国に味方するものはすべて排除しましょう!
 

 なでしこりんです。子供の頃の「6月4日」はただの「虫歯予防デー」でしたが、中国で「あの事件」が起こってからは、「6月4日は鎮魂と怒りの日」になりました。国家間で商売や文化交流する時、相手の国が「人殺し国家」であっても、商売や文化交流すべきなんでしょうか?私は時々、「日本は中国共産党に間接的に味方していないだろうか?」と考えることがあります。ですから、「100円ショップ」に出かけ、かわいい小物を見つけても、そこに「中国製」という文字を見つけた時には、そっと商品棚に戻すようにはしていますが・・・。

 
    


 「天安門事件」とは・・・・平成元年(1989年)6月4日、同年4月の胡耀邦の死をきっかけとして、中国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していた学生を中心とした一般市民のデモ隊に対し、中国人民解放軍が武力弾圧(市民に向けての無差別発砲や装甲車で轢き殺し、多数の死傷者を出した事件。(wiki)

 
  


 共産主義を標榜する国家はたいてい「異常なまでの情報統制」をしてきました。ソ連しかり。ソ連時代の東ヨーロッパ諸国もしかり。そして現在は、中国や北朝鮮も「現在進行形」でやっています。ですから、「天安門事件」で何人が殺され、何人が今も刑務所にいるかさえもわかっていません。あるのは「いい加減な発表と推定値」だけです。

 

 ①中国共産党の発表では、事件による死者は319人


 ②ウィキリークスが2011年8月に公開した米外交公電の1990年3月の内容には、軍兵士は下された「無差別発砲」命令を受けて、1000人以上の学生を死亡させたことが記されている。

 

 ③ソ連の公文書に収められているソ連共産党政治局が受け取った情報報告では、「3000人の抗議者が殺された」と見積もられている。   
  

    


 もちろん、中国共産党という非人道的な組織が発表する数字を信じるものは中国共産党の中にもおらず、この数字は「現場担当者の誕生日」なのかもしれません。こんなものには意味はなく、「米外交公電の1000人以上」と「ソ連共産党政治局の3000人」ですら、事態を真に反映しているかもわかりません。はっきりしているのは、「民主主義を希求しただけの人々が何千人の単位で殺された」ことだけです。

  
   


 と同時に、元共産党員の有田ヨシフを見ていてもわかるのですが、「反対者への異常なまでの敵対視」は、「寛容の美徳」をよしとする日本人からすれば、「中国での虐殺」、「北朝鮮での非道」は到底理解が及ぶものではありません。「共産主義者は異常者」ですね。「敵対思想者は粛清(殺)してもよい」と平気で思っているようです。 20世紀以降では、共産主義者に殺された人たちは、戦争で殺された人たちよりも多いんです。 
   
   
 
 いつも書いていますが。「国家と国民の関係」を考えた時、「中国共産党が支配する中国」の中で、社会生活や個人の思想信条において、「真に中国共産党の影響を受けていない中国国民」はどれぐらいいるのか? 完全に中国共産党の存在を認めず、その指示に従わない中国国民は何人いるのか? これも不明ですよね。はっきりしているのは、そういう人は殺されたか刑務所の中にいるか・・・・。


     


 では共産党の支配する中国から他の国へ「旅行する自由」「留学する自由」「出稼ぎに行く自由」を保証されている中国人とはいったい何者なのか? 先月(5月)の「SAPIO2014年6月号」にこんな記事がありました。

  
 日本を狙った中国の産業スパイ活動の一端を担わされているのが8万人以上いる中国人留学生とされる。 中国の諜報活動研究を専門とする『月刊中国』主幹の鳴霞(メイカ)氏が語る。 「多くの中国人留学生は真面目に勉強する志を持って日本に来ています。しかし、特に国費留学生の場合はたとえ本人が望んでいなくても、いつの間にか中国の情報工作に組み込まれてしまっているケースがあるのです」 。中国の情報機関では、本国で訓練を受けたプロの工作員を「基本同志」と呼び、諜報活動の中での協力者を「運用同志」と呼ぶ。留学生は「運用同志」となることを求められるという。


 「日本の主な大学では中国からの留学生や研究員が情報交換する集まりがあります。それ自体は何の問題もないのですが、彼らは定期的に中国大使館に集められます。 国費留学生は政府から学費や生活費を出してもらっていますから、そこで研究分野などについて報告する。 その中で大使館側が、産学連携を進める研究室に所属する学生などに『より詳しい内容を提出するように』 と指示を出すケースがあります」(鳴霞氏) (SAPIO2014年6月号→Newsポストセブン)
http://www.news-postseven.com/archives/20140529_255500.html   
  

  
 「六四天安門事件」は今から25年前ですが、当時の民主活動家の多くはいったんフランスに亡命し、その後アメリカにわたるなどしたそうです。SAPIOの記事に出てくる鳴霞(メイカ)女史や石平先生は、天安門事件の時には日本におり、日本情報で天安門事件に激怒し、失望し、中国を捨てる決意をされたと聞いています。でもこういう人たちは「稀(まれ)」であり、やはり多くの中国人留学生は「家族のしがらみ」を断ち切ることはできないのでしょう。私は基本、「中国人留学生は中国共産党の潜在的スパイ(ロボット)」と思っています。家族を人質にとられている中国人に「自由な行動」はありえません。

   
 
     


 最後に今も中国の刑務所の中にいる「良心の囚人」についても書いておきましょう。モンゴル人の人権を求めたハダ氏、海外のメディアのインタビューを受けただけのハイレット氏、チベット人の実態を映画にしたドゥンドゥプ氏、中国で民主主義を実現しようと08憲章を提唱した劉氏、彼らは最長で懲役15年の刑を受け服役しています。そしてこの4人以外にも、法輪功や宗教活動への弾圧で捕らえられ、すでに殺されてしまったであろう「名もなき良心の囚人たち」。中国共産党幹部の手は殺人の時の血で汚れています。私たち日本人が不用意に「中国製品」を買うことは、この殺人者たちの懐を間接・直接に潤させるだけです。どんなに安くても、どんなに欲しくても、その製品には「無辜の人たちの血と怨嗟」がまとわりついていることを忘れないようにしたいです。「中国ノー!中国人留学生ノー!中国人労働者ノー!中国製品ノー!」はスローガンではなく「戦いの決意」なんですね。 By なでしこりん


  
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