アメリカに振り回されてきたイラクに亡国の危機迫る!
結局、日本国民と日本の国土を守れるのは日本人だけです!
なでしこりんです。昨日、こんな写真をネット上で見つけました。近未来もののアクション映画の扮装かと思っていたら、「イラク軍の兵士の姿」という説明に驚かされました。顔が骸骨になっているのには何らかの意味があるのでしょうか?
以前、眼鏡のような形で画像が見られる装置が話題になりましたが、このイラク兵がかぶっているお面の目の部分はやはり、ヘルメットの上に付いているカメラの画像が映るのでしょうか? シリアの戦闘映像を見ていますと、顔をちょっと出しただけでスナイパーに撃たれる映像を見かけます。そういう危険を防ぐためにヘルメットの上にカメラが付いているのでしょうか? でもすごい装備ですよね。どうやらお金がかかっていることだけは私でもわかります。 *ヘルメットの上の眼鏡は「暗視ゴーグル」だそうです。ご指摘ありがとうございました。
イラクといえば、ジョージ・W・ブッシュ時代にアメリカを中心にした有志連合軍がサダム・フセイン政権を倒したものの、その後もテロが絶えず、民間人の死傷者が多数出ているといいます。以下「日本経済新聞」の記事からの引用です。
テロが続くイラクで2013年の民間人死者が7千人を超え、比較可能な08年以降で最悪になった。宗派対立に加え、内戦が深刻化する隣国シリアからイスラム過激派が流れ込んでいる。アルカイダ系武装組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」が中部のファルージャを占拠するなど、米軍撤退後2年を経てなお治安悪化に歯止めが掛からない状況だ。 国連イラク支援団(UNAMI)によると、13年の民間人死者数は7818人。08年(6787人)を上回った。(日本経済新聞)http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0603S_Y4A100C1FF1000/
この記事の中にもあるように、現在のイラクでは「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」がイラク北部から中部にかけて支配地域を増やし、イラクの首都であるバグダッドさえも占領されされかねないという見方もあります。現在のイラクの政権はシーア派中心であり、「ISIL」はスンニ派なんだそうですが、同じイスラム教徒なのにどうして血で血を洗うような戦闘をおこなうのでしょう。まあ、創価学会と日蓮正宗に武器を持たせたら同じことにはなりそうですが!
私はつくづく「アメリカのエゴ」にはあきれます。もちろん、イラク戦争に介入したアメリカ軍の兵士もたくさん戦死していますが、アメリカの大統領府ではない、「アメリカの戦争指導組織」から「底知れぬ不気味さ」を感じているのは私だけではないでしょう。考えてみれば、アメリカの大統領って本当に「軽い神輿」「扱いやすい人形」に見えませんか? 「アメリカの本当の戦争指導組織」がユダヤの資本家なのかフリーメイソンなのかは知りませんが、私はなんとなく「アメリカ大統領さえ将棋の駒」であって、「指し手」は別にいるように思えてなりません。日本はそんな連中の「核の傘」の下にいるわけですが・・・・。
おそらく多分、アメリカが現在のイラク・マリキ政権を見捨てれば、親米マリキ政権はISILに倒され、イラクには「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」ができるのでしょう。アメリカがお得意の「テレビゲーム戦争」で介入すれば、何万人ものISILの兵士を殺すことは可能でしょうが、その分、アメリカは「報復テロの火種」を呼ぶことになるのでしょうね。「オバマの決断」はいかに?
私はイスラムの人たちがどんな「原理主義者」であろうと、「民族自決」の国家を作ることの方が、アメリカンスタイルの国家を作るよりは結果的にはよいのではないかとさえ思っています。 アフガニスタンにおける「女子教育の敵」であるタリバンでさえ、アフガニスタンでは多数派のパシュトゥン人中心の組織ですからね。 おそらく現在のイラク政権側の人は殺されるか海外亡命せざるを得なくなるでしょう。スェーデンにはイラク難民も多いそうですが、アメリカも亡命者を受け入れざらざるを得ないでしょう。最初の写真の「髑髏仮面の兵士」も来年はアメリカにいるかもですね。
私たち日本国民はイラクのように「アメリカの思惑に左右される」ことなく生きていくべきです。まずは「自主防衛できる国家作り」が重要でしょう。戦争はこちらの都合など関係なく「一方的」に発生します。日本の国民と国土を守れるのは私たち日本人だけです。中国はきわめて危険な「共産主義原理主義者」国家です。中国には、民主主義も「憲法9条」も通用しません。私たちが準備を怠ると・・・殺されるか亡命するしかありません。イラクという国家の存亡は決して他人事ではありません。By なでしこりん