Quantcast
Channel: なでしこりん
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2501

「日本はドイツを見習え!」 え!本当に見習っていいの? ドイツがクルド人部隊を軍事支援!

$
0
0

もしかしたら「第三次世界大戦」はもう始まっているのでは?

   日本にも降りかかる火の粉 「国家存亡への危機感」も必要では?


 なでしこりんです。中国の習近平がドイツを訪問した際に、「日本はドイツを見習え!」と演説したことを覚えておいでだと思います。また韓国でも、西ドイツのブラント首相がワルシャワ・ゲットーの 前でひざまずきナチスの犯罪を謝罪した時の写真を持ち出してきては「日本はドイツを見習え!」と言います。日本でも、反原発プロ市民たちは、ドイツの原発政策を取り上げては、「日本はドイツを見習え!」と主張します。また、「韓国批判=ヘイトスピーチ」にしたがる連中は、「ドイツではヘイトスピーチは法律で禁止されている」と言い、「日本はドイツを見習え!」と叫んでいます。 ドイツってすごい模範国家なんですね。ww だったらみんなでドイツに移住すればいいのに~!

   
   


 少なくとも中国や韓国は、日本から多額の戦後賠償と技術供与を受け、現在は「お代わり」ほしさに「ドイツを利用」しようとしていることに、当のドイツも迷惑がっていますよね。 「日本を批判するのにドイツの名前を勝手に持ち出すな!」と言っています。 ドイツの原発削減計画はすでに破綻し、ドイツの国内企業はポーランドやチェコに引越し、そこに新たに原発を建設しています。「ドイツではヘイトスピーチは禁止」というのも怪しいですね。イスラエルによるパレスチナ・ガザでの虐殺に対して、ドイツでも「ユダヤ人をガス室に送れ!」という声がデモ隊から発せられています。「朝鮮人は半島に帰れ!」の方がずいぶん上品に聞こえませんか?ww

  

   
     



 そんなドイツが「リスク覚悟」で国際貢献の道を歩み始めたようです。さあみんなで叫びましょうか。「日本はドイツを見習え~!」と。 記事は「読売新聞」からです。 


 ドイツ政府は8月31日、イラク北部で、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」と戦うクルド人部隊を支援するため、対戦車ミサイルや自動小銃などの武器を提供することを正式決定したと発表した。ナチス時代の過去の反省を踏まえ、ドイツは第2次大戦後、紛争地域への武器供与を自粛してきたが、方針を転換し、例外的に実施する。

 独政府は声明で、「イスラム国」に多数の外国人が戦闘員として参加しており、ドイツや欧州にとっても「脅威」と指摘。フォンデアライエン国防相は、クルド人部隊への武器提供を決めた理由について、「人道上の責務であり、我々の安全保障上の利益にもかなう」と説明した。

 独政府が提供するのは、対戦車ミサイル「ミラン」30基や自動小銃1万6000丁、手投げ弾1万個など約4000人分の装備。現地で調整にあたるため、独連邦軍の兵士6人が既にイラク北部アルビルに派遣されているという。(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140901-OYT1T50049.html?from=ytop_main2


  
  

 「イスラム国(IS)」の問題はとても深刻で、実はもう本当は「第三次世界大戦は始まっている」のではないかと思うほど戦線が拡大しています。もしかするもうすぐ、「イラク、シリア、レバノン、ヨルダン」という国家は消えてなくなるかもしれませんし、「エジプト、リビア、アルジェリア」あたりも再び大混乱におちいる可能性だってあります。 「イスラム国(IS)」を単なる過激派とかテロ組織と呼ぶには組織化されすぎています。

  
   


 欧米が「十字軍遠征」のつもりでかかわると、今度は「自爆テロ」や「航空機テロ」での報復もありえるでしょう。もうそこには「絵に描いた平和論」などは一切通用しません。「日本だけ平和」ということも無理だと思いますよ。世界中が混乱状態になれば、日本も経済的には大打撃を受けます。食糧自給率を見ても、日本単独で存在できないことは明白です。ですから私たちも「腹をくくる」必要があるのです。それこそ「ドイツを見習え!」ですね。

  
   
      「イスラム国(IS)」の希望領土?


 この先、日本とは古くからの友人である「トルコ」にも危機が迫るでしょう。 「イスラム(IS)国」は、中東からヨーロッパの一部、北アフリカまでを領有した「ローマ帝国」や「オスマン帝国」のような大国家になる可能性(危険性)さえ秘めています。その際、どれだけ多くの血が流されるのか想像もできません。「日本は島国だから無事」? それはまさに千夜一夜の夢物語ですね。


 今回、ドイツ政府が直接「武器供与」に踏みきったのは「人道上の責務」以上に、ドイツ人には「国家存続への危機感」があったのでしょうね。 「国家存続への危機感」。 このことこそ、私たち日本人に今一番必要なことかもしれません。 By なでしこりん

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2501

Trending Articles