4年間の任期を2年で解散というだけでも国民は反発します!
今の状況は自民党が選挙に勝てる雰囲気になっているのでしょうか?
おはようございます、なでしこりんです。安倍総理の外交出張が無事、終わったようですね。
私は、基本、安倍総理のお仕事ぶりには感謝し、評価しています。正直言うと、あまり無理をしてほしくありません。日本の改革の道のりはまだ始まったばかりで、憲法改正まではまだまだ遠い道のりがありますから。安倍総理にはできるだけ長く日本丸の船長でいてほしいという思いで書いています。
さて、安倍総理の外交出張中に巻き起こった「衆議院の解散・総選挙」問題。多くの方から、そのことは「以前から想定されていた」こととを教えていただきましたが、私はそれでも、もし安倍総理が「衆議院の解散・総選挙」をおこなわれるのなら「私は反対します」と申し上げるしかありません。すでに「主の留守中の自民党」では、大物議員からいろんな発言が出ています。この発言はここ2,3日のものですよ。
谷垣禎一幹事長:「10%にもっていけない状況になると、アベノミクスが成功しなかったとみられる」
石破茂地方創生相: 「 アベノミクスが計画通りにいかなかったところもある」
日本には「言論の自由」があるわけですから、谷垣さんや石破さんが何を言おうと自由なわけですが、お二人が「アベノミクス」という言葉を使われていることに「お二人の深慮」を感じた者も多いでしょう。私も気になったから、わざわざ記事にしているのですから。もし安倍総理が、これからも自民党総裁と日本国総理を続けていくことに不安を感じておられないとしたら・・・ありえないですよね。
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」?
自民党が2012年12月16日に日本国民から与えられた衆議院議員は「294名」。2009年の総選挙で当選した自民党の衆議院はわずか「119名」でしかなかったことを自民党の選挙推進派の幹部は忘れているのでしょうか? なぜ119名の自民党議員が294名になったのか?
もちろん「民主党の3年間の悪政」があり、そのことに反発した日本国民が「自民党の議員」を選んだからでしょう。 でも私は、それは単純な「民意」ではなく「神意」に感じているんです。まさに民主党政権は、売国亡国政権でした。あと1年民主党政権が続いていたら・・・・日本は滅んでいたかもしれません。「そうはさせまい」と動いたのが「神意」ではないでしょうか?
ならば、その294名を政策の都合?で解職してもよいのか? 衆議院の任期は4年間です。現時点ではまだ2年間しか彼らは任務をおこなっていない。私はこの時点での「衆議院の解散・総選挙」は必ず日本国民の反発を買うと思います。(野党だってそこを追及してくるでしょう)
日本テレビ「バンキシャ」でのアンケート調査によると来月に衆議院選挙を行うことについて世論調査では
「賛成」が20.9%、
「反対」が65.7%、
「分からない・答えない」が13.5%
294議以上取れる公算はあるのでしょうか? 自民党が楽勝できるなんて思っている方は地方自治体の選挙結果を見た方がいいんじゃないですか? 現時点では「アベノミクス」は日本国民にまだ十分な恩恵を与えていないと思います。 ならば、日本国民が恩恵が実感できるまで経済政策を続けることが今は一番大事なんじゃないでしょうか? 経済状況がよくなってから選挙をおこなえと考えるのは素人考えなんでしょうか? By なでしこりん