たとえ病気を抱えていても能力の発揮である日本であってほしい!
私は小松内閣法制局長官に罵声を浴びせた連中のことを忘れない!
なでしこりんです。私の学生時代の恩師のお一人に咽頭ガンを手術し、生来の声をなくされた先生がおられました。どういう方法で発声されたのかは分からないのですが、手術後もお話は可能でした。 私が取っていた授業の担当教授ですから「単位認定」もしていただきました。さすがに大講義は難しくらしく、その後、退職されたとうかがいました。今日の記事で、そんな恩師のことを思い出しました。記事は毎日新聞からです。
咽頭(いんとう)がんの入院治療を受けていた山形県酒田市の本間正巳市長(67)が25日、公務に復帰した。手術で声帯を切除したが、喉に電気式人工咽頭(人工声帯)を当て記者会見。電子音の声で「全国で例のない『声のない市長』だと思う。同じ障害のある人が私の姿を見て希望を持つようであれば、望外の喜び」と語った。(毎日新聞) http://news.yahoo.co.jp/pickup/6139919
日本は世界有数の医療先進国なのですが、それでも日本全国には「難病」を抱えてておられる方たちは大勢おいでです。 また、日本人の死因で最も多いのが「ガン」であることはここ数年変わっていません。「病気」はいつやってくるかはわからないものです。 でも今の日本人は世界で一番恵まれていて、わずかな掛け金で高度な医療を受けられ、また、仕事との両立や手術後の職場復帰も可能になりつつあります。 問題なのは、「病者」を受け入れる心優しい社会があるかないかですよね。
以下の記事は「6月23日の記事の再掲」です。 この記事を読まれて、「主義主張が違うだけで、人間はここまで冷酷になれるのか?」ということをあらためて提起したいと思います。 人の心を持たない政治家に日本の政治を託すことの危険性を改めて感じてほしいです。
小松一郎前内閣法制局長官逝去、小松長官を苦しめ死期を早めた共産党、民主党国会議員リスト公開!
なでしこりんです。小松一郎前内閣法制局長官が亡くなられたようですね。謹んで哀悼の意を表しご冥福をお祈りいたします。 記事は「産経新聞」からです。
小松一郎前内閣法制局長官(63)が死去したことが23日、分かった。政府関係者が明らかにした。小松氏は集団的自衛権の行使容認に向け憲法解釈の見直しの必要性を指摘。安倍晋三首相が平成25年8月に、法制局経験はないものの国際法に詳しい小松氏を、駐仏大使から内閣法制局長に就任させた。だが、体調不良を理由に今年5月に退任していた。(産経新聞)http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140623/plc14062313360012-n1.htm
小松前長官についてはこのブログでも何回か取り上げさせていただきました。小松前長官は、「がん治療を行いながら公務をこなす」という、「がん患者のあるべき姿」を実践されていましたが、5月に退職、6月に亡くなられたようです。 63歳ですから、今の時代では早すぎるご逝去でした。惜しい方を亡くしました。 小松前長官に対してはずいぶんひどい侮辱と仕打ちがおこなわれました。私は共産党、民主党の議員が「小松前長官の死期を早めた」と思っています。私はブログで彼らがやったことをずっと記録してきました。
①2014年3月4日、日本共産党の小池晃が、小松長官(当時)に対し、「安倍政権の番犬」と小松長官を侮辱したことがありました。小池晃というのは「中国共産党の番犬の一匹」なんですが、まあ共産党員の人権感覚などというものはこのレベルです。
②日本共産党の大門実紀史という大学中退の東京土建一般労働組合専従だったおっさんが、何を勘違いしたのか、小松長官に「あなたは療養に専念すべき」と医師でもないのに医療指導したことがありました。病気治療をしながら働いている人は全国に何百万人もいます。にもかかわらず、こういう発言を平気でおこなう大門に対しては、「日本共産党は病者に冷たい」と大ブーイングが起こりましたました。もともと、共産主義者というのは「同志」は優遇しますが「意見が異なる人は殺してもかまわない」と考えているようですね。スターリン、毛沢東、ポルポトなどは数百万~数千万単位で自国民を大虐殺しています。 有田ヨシフも元共産等員です。
小松長官への嫌がらせは、日本共産党にとどまらず、民主党の議員からも執拗におこなわれました。
③民主党の榛葉賀津也(しんばか づや」)は、小松長官が出席すべき委員会のない月曜日に抗がん剤の治療を受ける申請を出したところ、「国会審議をないがしろにしている」と辞任を要求。
④民主党の斎藤嘉隆は、小松一郎内閣法制局長官が部下の携帯電話の資料を確認しながら国会で答弁 したことを「奇行」と批判し、更迭を要求。 これは民主党の白真勲による通告外の質問が原因。
⑤民主党の尾立源幸は、小松長官が月曜日の午前中に通院があることを知った上で質問要求をおこない、「職務を果たしていない」と辞任を要求しました。
病気というのは実は「本当の苦しさは本人にしかわからない」ものなんです。私は「がん」にはなったことはありませんが「がんと同じぐらい痛い」という病気にはなったことがあります。こういう病気になるともう「痛いのをわかってほしい」ではなく「こんな痛い思いは誰にもさせたくない」という思いと、「死んで楽になりたい」という思いしか思いつかなくなるんです。 そういう思いを抱えている人はたくさんいると思います。 私はお陰さまで元気です。
共産党や民主党の「小松長官いじめ」に対してこういう記事が書かれています。記事ソースは「キャリコネ」という企業求人サイトです。少し長いですがはしょらずに引用します。
これがリベラル政党のやることか?
がん治療を理由に3月31日午前の予算委員会を欠席した小松内閣法制局長に対し、民主党の尾立源幸議員が「職務を果たしていない」と批判した。しかし小松長官の治療計画は、あらかじめ「毎週月曜日」と決まっていたもの。通院治療をしながら働く権利を擁護する人たちからは、「尾立議員は人として思いやりがない」「これがリベラル政党のやることか?」と反発している。
「がんが発見された」――。そのことを理由に、会社を解雇されるなどして職を失う人は少なくない。厚生労働省の調査によると、がんを患った勤務者のうち、それまで働いていた職場を「依願退職した」人30.5%、「解雇された」人が4.2%いたという。自営業者の中には、仕事がなくなるのをおそれて、がんであることを取引先に黙っている人もいるという。
2013年9月3日にNHK「ハートネットTV」では、早期発見にもかかわらず、会社から退職を求められたという女性が紹介されていた。女性は、がんに対する「差別と偏見」を感じたという。医療の進歩により、身体に負担の掛からない手術の方法も開発され、働きながら治療する方法が増えてきた。しかし「社会の理解」は、そこまで進んでいない。
内閣府の世論調査でも、7割の人が「がんの治療をしている人はもう働けない」と答えている。しかし、治療にはお金が必要だし、家族の生活もかかっている。 がん患者は休んでいればいいのだ、と強制する考えは、患者を精神的にも経済的にも追い込むことになる。
そのような事情を知る人は、長官の治療計画を知りながら国会に呼び出す尾立議員は「人として思いやりがない」 「患者に対する理解が足りない」「悪意がある」というわけだ。2013年に夫人をがんで亡くした経験を持つ漫画家の須賀原洋行氏も、こう反発している。
「小松長官が今日の国会に来れなかったのを責めるだけにとどまらず、『職責を全うできないのなら辞めろ!』と国会で追及する民主党。 全国で癌治療をしながら働きたいと思っている人達が今日の国会を観てどう感じただろう。これがリベラル政党のやることか?」 (キャリコネ)http://careerconnection.jp/biz/economics/content_1267.html
もちろん、日本共産党も民主党も「リベラル政党」ではありません。彼らは中国や韓国の利権を代弁する売国政党ですから、日本国民などどうでもよいのです。これは個人特定ができていませんが、小松長官に対してこう「やじ」った議員がいたと言います。
「そのまま死んじまえ」 と・・・・。
このやじこそ、「全てのマスゴミ」が総力を挙げて報道し、世界中のマスコミに配信し、10万人ぐらいの署名を集めて「犯人探し」を」してほしい暴言です。まあ、日本のマスゴミにはそんな甲斐性は期待しても無駄ではありますが・・・・・。 小松一郎長官、どうか安らかにお眠りください。 あなたの無念は私たちが必ず晴らしますからね! By なでしこりん