お願いですから「韓国旅行」などというバカなマネはしないでくださいね!
マーズ(MERS)をきちんと理解して「恐れず油断せず」で行きましょう!
なでしこりんです。1918年~1919年にかけて、当時「スペイン風邪」と呼ばれたインフルエンザのパンデミック(世界的流行)が発生しました。当時の日本の人口は5500万人でしたが、なんとその内の39万人が死亡しました。当時の世界人口の推計は約18億人~20億人。その内の感染者は約5億人以上、死者は5,000万人から1億人に及びました。もちろん1918年と2015年の医学レベルは比べようはありませんが、「人間とはかくもか弱い」ということを私たちは改めて確認しておく必要があります。おそらく日本での死者39万人は「自分が死ぬことになる」とは誰も思ってもいなかったはずですから。
人には 人それぞれの死生観があります。「もう死んでもいいや」と感じておられる方もおいでしょうが、ほとんどの方は「まだ死にたくない」「子どもたちが成長するまではまだ死ねない」と感じておいでの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。そのためには、冷静な感覚で情報を取捨選択する必要があります。今日は普段の「嫌韓」を脇に置いて、韓国で発生している「マーズ(中東呼吸器症候群=MERS」の情報をまとめてみました。 私たちは「恐れず油断せず」で行きましょう。
以下、ネット上で見つけられる「メディア情報」を集めました。基本的には、ソース不明の扇動的なコメントはすべて排除しました。私が見つけた記事で時系列で一番早いのが韓国の「NEWSIS」 。「中国に出国した男性の移動経路」という記事からです。
5月16日、父親Cさんの見舞いのために『ナ』病院に訪問。最初の患者と約4時間同じ病室で 滞在。 ▼ 5月19日、発熱などMERSの疑いがある症状が発生。 ▼ 5月22日、病院の応急室に来院。当時37.7度で疑いのある患者の発熱判断基準(38度以上)に未到達。 Aさんは診療医師に最初のMERS患者と接触した事実、家族の中からMERS感染者発生の事実を明らかにせず。 ▼ 5月25日、高熱(38.6度)症状が出て病院の応急室に来院。妻が付き添ってCさんのMERS確定の事実を明らかにする。医療スタッフが中国への出張取り消し勧める。▼ 5月26日、中国出張。 香港を経由して中国本土入国。▼ 5月27日、病院医療スタッフが保健所に申告。保健当局が中国に通知して検査を実施中。「(NAVER/ソウル=NEWSIS 韓国語)http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=102&oid=003&aid=0006546459
5月20日に初めての中東呼吸器症候群(MERS)患者が報告された韓国で、感染拡大の懸念が高まっている。韓国保健福祉部の28日発表によると、これまでに把握された患者は7人となった。21日以降に確認された患者は全て最初の患者から2次感染した症例で、診察に当たった医師や病棟スタッフも含まれる。また27日には接触者(44歳男性)が、医療者の要請を振り切って中国に出国したことが判明。現在、韓国から通報を受けた中国当局による検査が行われている。この男性は出国前に発熱などの症状があったことが分かっている。(日経BPニュース)http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/news/1505/052900781/?rt=nocnt
5月25日、複数の韓国メディアによると、中東呼吸器症候群(MERS)の3人目の患者を介護していた女性が遺伝子検査を受けた結果、4人目のMERS患者であることが分かり、韓国社会に動揺が広がっている。 韓国の疾病管理本部によると、MERS判定を受けた70代の老人を5時間ほど介護していた40代の娘が25日午後、高熱や咳などの症状を示し、国家指定入院治療病床に移送された。移送された娘に遺伝子検査を実施したところ、感染していることが判明。現在、国家指定隔離病床に入院している。医療スタッフによると、発熱、頭痛以外の症状がなく、安定した状態であるため、特別な治療はせずに隔離観察中だという。 MERSは2012年に発見された新種のコロナウイルスによる感染症。致死率が高く、今月16日現在、23カ国で1142例の症例が報告されており、うち465人が死亡している。(レコードチャイナ)
http://www.recordchina.co.jp/a109870.html
5月28日までは7人の感染者だったが、昨日29日で5人の感染者が更に確定し、計12人となった。また感染の疑いがある人を対象に隔離しており、その人数は127人。今後は更に増えるとみられている。 保健福祉部は警告を守らずに中国に渡航した患者が居ることを確認している。(韓国ネイバーニュース)http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=sec&sid1=102&sid2=249&oid=015&aid=0003344741&viewType=pc
5月30日、韓国保健福祉省は「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス」の感染者が新たに1人確認されたと発表した。韓国人の感染者は計13人となった。新たに確認されたのは、女性感染者の夫。今月中旬、病院で妻の看病にあたっていたが、発熱し体調を崩していたという。この病院の同じ病棟には、最初に感染が確認された男性が入院しており、これまでに10人の感染が確認されている。この病院は30日から、休診となった。韓国でのMERS感染に関しては、でたらめな噂話も社会に広がっている。同省は同日、感染経路や治療、予防法などについて根拠のない情報を流布した者に対して、厳しく対処する方針も明らかにした。http://www.sankei.com/world/news/150530/wor1505300023-n1.html
現在 判明していることは、5月31日時点での感染者は韓国国内では15名(香港の3名は陰性)で、隔離された人は127名ということです。「マーズ(中東呼吸器症候群=MERS)」に関しては、マーズの感染症生殖指数は0.6で、この指数の意味は1人が0.6人に感染させるということなんだそうです。死亡率は40~50%。誰もが感染するわけではないが感染すると死ぬ可能性は五分五分ということですね。
日本 の厚生労働省が注意喚起しているのは、「高齢者、糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人」は重症化する傾向とのこと。日本は高齢者社会ですし、成人の中には糖尿病や予備軍も多いですね。慢性肺疾患は「たばこ病」のことでしょうか? 免疫不全の方は免疫抑制剤を飲まれている方もおいででしょう。免疫力の下がっている人は人一倍注意が必要ですね。
韓国人 のご都合主義、付和雷同、自分勝手さは日本人の多くが知るところです。現在、韓国での隔離者127名ですが、この数が1000を超えると、韓国人による「日本避難」が始まることが予想されます。日本にはそういう韓国人を受け入れる在日社会が存在していることにも留意しておくべきです。お願いですからこの時期に「韓国旅行に行く」などというバカなマネだけはしないで下さいね! Byなでしこりん
厚生労働省 中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A
→ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers_qa.html
Q:MERSにかかると、どのような症状が出ますか?
- 答 主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現われない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。
- Q:予防防方法はありますか? どのように治療するのですか?
- 答 現在、MRSに対するワクチンや特異的な治療法はありません。
- 患者の症状に応じた治療(対症療法)になります。
(な) 感染しないためには感染国に行かない。 感染国人と濃厚接触しないことです。