JICA主体の国際緊急援助隊(JDR)医療チームの活躍もお見事です!
JICAの人材の豊富さに日本とフィリピン両方から絶賛と感謝の嵐!
なでしこりんです。 今日は台風30号で大きな被害を受けたフィリピン救援に日本から参加した、JICA主体の国際緊急援助隊(JDR)医療チームのご紹介です。こちらの支援チームもすばらしい活躍ぶりです。JICA(国際協力機構)は、外務省管轄の独立行政法人ですが、「救助チーム」が警察庁、消防庁、海上保安庁の救助隊員から構成されているのに対して、「医療チーム」は自発的な意志にもとづいてあらかじめ登録された医師、看護師、薬剤師、調整員などから編成されています。 ボランティアですね。
自衛隊による緊急援助部隊と並行して、JICA主体の国際緊急援助隊医療チームも活動中です!
今回も、フィリピン政府の要請を受理してから24時間以内に先遣隊が日本を出発しています。第一次の「医療チーム」は、 団長1名、副団長2名、医師4名(副団長のうち1名は医師)、看護師7名、薬剤師2名、医療調整員5名、業務調整員7名の25名で構成され、被害の一番ひどかったレイテ島のタクロバンに活動拠点を置いています。タクロバンは治安が悪いので心配していましたが、そこは「手抜かりがなく」、ちゃんと地元警察とタイアップしての行動をとっていることがJICAのサイトでも報告されています。丸腰で行くような危険なまねはされていませんから、どうかご安心を!(現在、第二次チームが入っています)
JICAはすでに、被災した市や村にまで「支援物資」を配給しています。 これはすごいことですよね。 以下、配布された支援物資です。
・テント 500張
・プラスチック・シート 620巻
・スリーピングパッド 2,000枚
・浄水器 20台
・発電機(コードリール付) 20台
食糧支援については、国連期間の「世界食糧計画」などが米や高カロリービスケットの配布をすでに始めていますが、残念ながら、交通が遮断された地方集落にはまだ届いていないようです。やはり、オスプレイや大型のヘリコプターが必要ですね。
空輸された食料は空港までは来てる。 JICA隊員が地元の人たちとテント設営
今日は最後に「いい話」を。 日本の緊急援助部隊の松田茂弘隊員がタクロバンで、フィリピンのメディア「Rappler」からインタビューを受けましたす。この映像を見たフィリピンの人たちの感想は・・・・・言語は話せること自体すばらしいですが、「何を言える」かのほうがより大事ですね。その点から考えるとこの松田隊員のすばらしいこと!フィリピンの公用語の一つである「タガログ語」を流暢に話せるだけでなく、話している内容も立派です。彼はこう言ったのです。 しかも、フィリピンの人たちがすぐに理解できるタガログ語で!
"Malakas kasi ang relasyon ng Hapon at Pilipinas, siguro wala kaming choice na hindi pupunta, hindi tumulong sa kaibigang Filipino,"
日本とフィリピンには強いきずながあります。 私たちには、フィリピンの友人たちを見捨てるなどという選択肢は最初からなかったのです。
松田隊員へのインタビューがどれほど「日本とフィリピンの友好」に役立ったか! 映像の下に、「フィリピンの人たちのコメント」がありますのでぜひご覧ください。 まさに「100年兵を養うは一日の用のため」という言葉が思い出されます。 松田隊員、あなたは立派な日本人ですよ! By なでしこりん
「この動画を見たフィリピン人の感想」
■ 日本の援助に感謝します。
日本はいつだって大切な隣人であり、兄弟だった。
そしてそれはこれからも永遠に変わらない!!!
■ ああっ、キュートな人だね~!
こういう人たちがいるから日本人が好きなんだ! どうもありがとう!
■ 日本がフィリピン語を話せる援助隊員を送ってくれた。素晴らしい!
この人の語学力に衝撃を受けてるよ。
日本の助けに心から感謝してます。
■ 日本のサポートに感謝……。
彼らはすぐにフィリピン人と繋がることができる。
日本はよくやってくれた。どうか神のご加護を……。
■ 日本の支援に、心から感謝してます! "万歳"!!
「パンドラの憂鬱」さまのページより一部引用させていただきました。
全文はこちらから→ http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1002.html
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JICA主体の国際緊急援助隊・医療チームの活躍!フィリピンの人たちを感動させた松田茂弘隊員
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