あなたはクリスマスプレゼントに何がほしいですか?
クリスマスの精神と日本人の生き方は同じではないですか?
なでしこりんです。今日から、23日の「天皇陛下のお誕生日」をはさんで、クリスマスイブ、クリスマスと続きます。 あなたはサンタクロースの存在をいつまで信じていましたか?
アメリカでは、黒人の児童に白人教師が「サンタは白人なので君はサンタにはなれ ない」と発言したことが大問題になっていますが・・・・ でも、サンタクロースの起源は「韓国人!」 というのは冗談でww実際には4世紀頃の「小アジア」の話ですから、現在のトルコでの伝承が元になっているわけですよね。ですから、「サンタクロース=トルコ人説」が有力です。 伝承はこんな感じ・・・・
「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることの出きない家の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れる。このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていたという。この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた」
その後、キリスト教の布教とともにヨーロッパからアメリカに伝播していったわけですから、「サンタクロース=白人」は当然批判されるわけで。 ましてや「子供の夢」を奪うような発言はいけませんね。
ちなみに日本とクリスマスの関係は実はアメリカよりも古く!なんと1549年(以後よく広まるキリスト教)のフランシスコ・ザビエルらの来日を起源としていて、1551年12月25日には山口で「クリスマス」をお祝いしたとか。その後、しばらくお休み期間があって、明治時代に再伝来し、大正天皇陛下のご崩御が12月25日でしたから「先帝祭」としても行われるようになり、このことも日本でのクリスマスの普及に貢献したとか。
クリスマスというと「プレゼント」が楽しみですが、実は贈るほうも「あれこれ」考えるのが楽しい時間ですね。10代の頃はお金もなかったので、文庫本を贈ったりしませんでしたか? 定番は「賢者の贈り物」(オ-・ヘンリー)でしょうか? なんかいつの間にか、「賢者の贈り物」が本棚に何冊もたまってしまって・・・ww
お子さんのいる方は毎年、頭を悩ませますね。子供は成長するにつれて、「懐疑性」も成長しますからww まあ、肝心なのは「何がほしいか」をよくリサーチしておくことでしょうか? 安易に「お金」など贈ってはいけませんよ。以前、世界的な大富豪であるロスチャイルド一族の青年が日本に留学していて、留学も終わる時に、日本人学生たちが「君が一番ほしいものは何?」とたずねた時、ロスチャイルドは、「今までしきたりの厳しい家に育ったから、取っ組み合いのけんかをしたことがないんだ」と答えたそうな。 それを聞いた日本人学生たちは「それなら」とみんなで「取っ組み合い」を始め、ロスチャイルドは大感激したという話もありますからね。 「何がほしいか」は人それぞれなんですよね。
日本は「無宗教な人が多い」といいますが、私はそうでもないと思うんです。日本にある信仰は、キリスト教やイスラム教に比べて、おおむね「寛容」なんですね。ですから、戒律に縛られている宗教から見れば「信仰していない」ように見えますが、実は日本人の多くは、「日本を信仰」していますし、「天皇家に対して敬意を抱いている」と思います。もちろん、自然への崇拝もあります。それは、基本「感謝を知る」という民族性に基づくものではないかと・・・今思ったんですがww 違うでしょうか?
クリスマスの原点が「他人の救済」にあったのだとすれば、それこそ「日本人の生き方」そのものように思えてくるのは私だけでしょうか? By なでしこりん