中国や韓国がやっているのは自国の犯罪の責任逃れです!
日本は犯してもいない罪をかぶる必要などありません!
なでしこりんです。現在、無料映画の「GyaO」で、ケイト・ウィンスレットの「愛を読む人」というアメリカ映画が公開されています。私はこの映画は以前にも何回か見たのですが、この映画を見るたびに「イルゼ・コッホ」という一人のドイツ人女性を思い出さずにはおられません。
イルゼ・コッホは、ナチスの強制収容所の話が語られる場合必ずその名前が出されます。いわく、「ブーヘンヴァルトの魔女」。イルゼ・コッホは、ザクセンハウゼン強制収容所で看守兼秘書として勤務し、そこで出会った親衛隊幹部の男性と結婚した後、ブーヘンヴァルト強制収容の所長夫人に収まります。そこでの行状が戦後問われ、西ドイツ治世下では「終身刑」の判決を受けます。そして1967年9月1日に独房内で自殺しているのが発見されるんです。彼女はいわゆる「ナチスの戦犯」ですね。
でも、イルゼの「犯行」と呼ばれるものを一つ一つ検証していくと、彼女に科せられた刑罰の異常な不合理さに気づかされます。たとえば、ブーヘンヴァルト強制収容の所長夫人時代、イルゼは「ユダヤ人収容者を殺して『干し首』を作った」とされていますが、これは「南米インカのヒバロ族の干し首」で当時のヨーロッパでは「南米土産」として有名なものでした。当然、ドイツにも持ち込まれていました。イルゼがわざわざ作らる必要性はありません。
イルゼの残虐行為としては、「人の皮膚で作ったランプシェード」も有名ですが、実はこれも「人皮ではなく「羊の皮」であり、「生きた人間の刺青をはがした」という代物も、獣皮に模様を入れたものといわれています。また、イルゼは「人体標本」を集めていたという話も残されていますが、現在でも、大学の研究室に行けば「人体標本」はありますよね。こういうものまで「彼女の収集品」にするには無理があります。実際、イルゼの犯行とされたものには物証も証言もありませんでした。にもかかわらず彼女はとがめられ「終身刑」にされ、自殺したんです。
1947年にアメリカ軍に逮捕されたイルゼは2年間の服役の後釈放されますが、今度は西ドイツ政府に逮捕されます。当時は、ユダヤ人による「ナチス狩り」が盛んに行われており、西ドイツ政府も世界的な「ドイツへの憎悪」を納得させるための「いけにえ」を探していました。そこに「ブーヘンヴァルトの魔女」の存在を見つけたんですね。西ドイツ政府は「終身刑」という形でイルゼを火刑にしたんです。私は、イルゼの罪の大部分が「冤罪」であり、彼女は「西ドイツ政府によってでっち上げられたスケープゴート」ではないかさえと思っています。
現在、中国や韓国による「日本は犯罪国家」という外交宣伝が一方的に行われています。中国の外務大臣・王毅(ワンイー)は韓国のパク・クネの「告げ口外交」をまねて、訪問先で「日本は中国で3500万人を死傷させた」と宣伝しているそうです。「死傷」というとこがポイントです。「3500万人を殺した」ではありません。「つめにとげが刺さったのも含めて3500万人」です。だいたい、こんな大勢を殺傷する能力など当時の日本軍にあったのでしょうか?
1945年当時の中国は、蒋介石を首領とする「国民党軍」と毛沢東が指導する「八路軍」がすでに対決しており、「国共内戦」による死傷者が数多く出ていました。しかしそれらが検証され語られることはないし、ましてや、中華人民共和国成立時の粛清や混乱、文化大革命で出た膨大な数の死傷者がカウントされることは当面はないでしょう。中国人の死傷者数は「すべて日本の責任」にしておけばよいのです。
でも・・・「冤罪」はお断りです。私たち日本人は、現在も、未来も、「犯していない罪を認める」必要などありません。中国と韓国に「反対の意見も尊重できる民主国家体制ができるまで」、私たちは、中国や韓国の「責任逃れの言いがかり」は一切認めるべきではないのです。 By なでしこりん