習近平=ヒトラー?ヒトラーは自殺したけど近平は逃亡しそう!
アジアは「中国の膨張主義」には協力・共同して立ち向かいましょう!
なでしこりんです。フィリピンは、去年の台風30号で大きな被害を受けました。日本からは50億円の経済支援と、自衛隊・JICAの緊急支援部隊1000余名による物心両面の支援が行われましたが、GDP世界2位の大国であるはずの中国からの支援額は、スゥーデンのメーカー家具イケアより少ない2億円分の現物支給ということで大顰蹙を買いました。中国人の「強欲&しみったれ」は今に始まったことではありませんが、中国はフィリピン領土にも「ちょっかい」を出して、両国は対立はしていたんですね。今日の記事は「産経新聞」からです。
比大統領、国際社会に警鐘 「中国は第二次大戦前のヒトラー」
フィリピンのアキノ大統領は、4日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)のインタビューで南シナ海の領有権を主張し海洋進出を強める中国を、第二次世界大戦前のヒトラーになぞらえて批判した。
大統領は「過ちだと信じていることをそのまま認めてしまえば、(中国の)誤った意思が一線を越えかねない」と指摘。「世界は中国に『いいかげんにしろ』と言うべきだ」と、国際社会に警鐘を鳴らした。 その上で、1938年に当時のチェコスロバキアのズデーテン地方がナチス・ドイツに併合された歴史を挙げ、「ヒトラーをなだめて大戦を防ごうと割譲されたことを忘れたか」とし融和策の危険性を訴えた。
中国はフィリピンと領有権を争うスカボロー礁を2012年に実効支配。 フィリピンは昨年、国連海洋法条約に基づき国際仲裁裁判所に中国を提訴、反発した中国が参加を拒否したまま審理が続いている。
一方、中国国営新華社通信は5日、大統領を「無神経に隣国をナチス・ドイツと比較した」と批判。「歴史と現実を無視した未熟な政治家」とし、南シナ海での中国の領有権主張に正当性があると繰り返した。(産経新聞)http://sankei.jp.msn.com/world/news/140206/asi14020608120000-n1.htm
中国は現時点においても、フィリピン領の「スカボロー礁」にコンクリートブロック30個を置いて、自国領土と主張しています。「実効支配」というより「実力行使」をやっているんですね。フィリピン政府はもちろん抗議していますが、中国は「どこ吹く風」のような態度を取り続けていますから、フィリピンのアキノ大統領が激怒するのも当然でしょう。中国は「話し合い」より「実力行使」を先にする「強盗外交」を平然とやっています。
フィリピンは「親米的」と見られていますが、 1899年~1913年のかけて行われた「米比戦争」では20万人~150万人のフィリピン人がアメリカ軍に殺されています。ですから、民族主義的な機運が高まった1991年には「アメリカ軍の基地は植民地時代の残滓」としてフィリピンにあった米軍基地は全て閉鎖されています。
しかし、その状況につけ込んだ中国は、フィリピンの「スカボロー礁・かすめ取り」作戦を始め、現在は武力行使をちらつかせています。中国の横暴に対し、フィリピン政府は日本政府に援助を求め、安倍内閣はフィリピンに「巡視艇10隻」の供与を決定しています。安倍内閣は、中国の侵略にあっているべトナムにも巡視艇10隻の供与を決定していますから、中国が「安倍は余計なことするな」と敵視するのは当然でしょう。中国の「安倍を引きずり下ろせ」の指示を受けた日本の左翼マスゴミが「安倍バッシング」に狂奔しているのにはこんな理由もあるんですね。
私たちは、日本にいる中国人に、チベットやウィグルでの犯罪を問い糺すべき!
さて、「中国をナチス」にたとえることは良く行われており「チャイナチス」や「シナチス」という言葉もすでにあります。実際、中国は、チベットやウィグルの人たちを虐殺しており、ナチス・ヒトラーがやったユダヤ人やジプシーの虐殺と重なるものがあるんですね。
ネット上では、「中国がドイツなら、韓国はオーストリアだ」という意見もあります。オーストリアはハプスブルク家に代表される歴史と由緒のある国家ですので、韓国と重ねるのはオーストリアにはずいぶん失礼ですね。ただ、オーストリアからは国連事務総長が出ましたから共通点はあります。ちなみに、ヒトラーはオーストリア出身です。ですから、韓国人の中から「習近平は韓国人ニダ!」という声が上がるのも時間の問題でしょう。ただし、オーストリアは「ウリたちは戦争被害者ニダ」というウソはばら撒いていませんが。
地続きの関係で行くと「ベトナムはフランス」でしょうか。ベトナムはフランスの支配下にありましたから、フランス語を話せる人も多いんだとか。「北朝鮮はイタリア」、「ソ連はロシア」でいいですね。金正恩がムソリーニなら、その運命は悲惨ですね。最期は・・・・。地理的には、日本はイギリスなんでしょうが・・・ヒトラーが台頭してきた時代のイギリス首相は、ネヴィル・チェンバレンですね。この人はヒトラーとムソリーニに丸め込まれて「チェコスロバキ領のズデーテン地方」のドイツ割譲を認めてしまった愚かな政治家という歴史的な評価を受けています。日本で言うなら鳩山でしょうか。安倍総理はチャーチルに当てはめるのが適当かもしれません。現在のアメリカには期待しないほうがいいですね。
中国の覇権主義や膨張主義はアジア諸国には本当に脅威です。実際問題、中国が他国に戦争を仕掛ける理由はいくらでも作れます。日本にだって、日本国内にいる中国人を使った「自国民の保護」という理由で戦闘行為を始めることも可能です。戦争の大義など、後からいくらでも付けられるのです。第二次世界大戦での「ファシズム対民主主義の戦い」というのは、アメリカやイギリスから見た視点だけでしょう。フィリピンから見たら、「アメリカ帝国主義対日本帝国主義の戦い」に見えるかもしれませんし、「アメリカ植民地主義対アジア解放勢力の戦い」と見ている人もいるでしょう。日本の戦争については「功罪」の「罪の部分」しか語れませんが、歴史を学問として検証するならば「功の部分」も語られるべきでしょう。物事には「陰があれば陽もある」のが当然ですからね。 By なでしこりん
フィリピンへの応援は、フィリピンバナナを買って食べましょう!