今フランスでは、愛国主義勢力が大きく伸びています。
この都知事選の結果が、日本の「愛国運動」のスタートラインになる!
なでしこりんです。東京都知事選挙の午後2時現在の推定投票率は15・87%で、前回同時刻を11・47ポイント下回っているんだそうです。でも、前回って、2012年の12月16日ですから、安倍総裁が大勝利した総選挙と同日投票だったんですね。この時の最終投票率は62%ですが、「衆議院選挙の投票のついで」でもありましたから、単純な比較にはまったく意味がありません。都知事選単独では、政党の動員力も手抜きになるのは仕方ありません。私の知る範囲では、自民党はあんまり・・・・選挙結果は投票箱が閉まるまでわかりません。
今日は「フランス」のお話にお付き合いください。きっと、今日の都知事選挙の結果とも関係してきますからね。現在のフランスの大統領は、社会党出身のオランド氏です。議会勢力もやはり、社会党を中心にした左翼連合が多数派を占めています。前の大統領のサルコジ氏は、保守の国民運動連合に所属していましたが、現在は野党になっています。他にも政党がありますが、基本的にはこのどちらかのグループと連携しています。そして忘れてはならないのが、この2大グループと一線を画している・・・・・。
マリーヌ・ル・ペン党首
「国民戦線」 フランスでは「Front national=FN」と呼ばれている政党です。党首は「マリーヌ・ル・ペン」女史です。 日本のマスゴミは「極右勢力」などと勝手に決め付けていますが、実は50年以上も活動歴のある古参の政党です。 FNは以下のような主張をしています。
・移民の制限。ただし、フランスの文化を尊重、保護する移民は拒まない。
・たとえフランス国籍を持つ移民や移民二世・三世でも、犯罪を行った場合は出身国へ強制送還。
・伝統的な生活様式を保護する。特に農民を尊重する。
・麻薬の密売人や、小児性愛などの性犯罪者、殺人者、テロリストを特に対象として、死刑を復活。
・公務員の削減と減税。
・極左に操られているような団体に対する補助金の廃止。
・放任主義を減らし、道徳の復権をはかる。
・犯罪者や移民には寛容ゼロで臨む。
・国籍に関してはいわゆる血統主義を採用する。
「移民の制限」を主張しただけで「極右」だとか「差別者集団」などのレッテルを貼るのは、たいていは「移民側の人間」なんです。FNなどは「フランスの文化を尊重、保護する移民は拒まない」とさえ言っていますから、単なる「民族差別主義者ではない」ことは明らかですね。日本でも、自分たちの犯罪を隠すために、やたらと「民族差別ニダ」という連中がいますね。
FNはフランス議会の中ではわずか3議席しかありませんから少数政党なんですが・・・2012年の大統領選挙でFN党首のマリーヌ・ル・ペンが獲得した得票率17・90%は過去最高の得票率なんですね。さらに、2013年10月13日、ヴァール県議会補欠選挙の決選投票において国民戦線の候補が得票率54%で当選しました。もはや、フランス国内では、社会党、国民運動連合と肩を並べる「第三極」の地位を固めているんです。
私の願いは、日本にもフランスFNのような「愛国主義」を正々堂々と掲げる政党ができることです。おそらく、今回の「たも様」の都知事選立候補は、そのスタートラインになることは明らかです。今後、「日本維新の会」は分裂し、「立ち上がれ日本→太陽の党」グループの議員は、日本版FNに再結集することになると思います。その時の党首は平沼先生か石原閣下か・・・たも様か。どうか、所属議員の数など気にせずに「愛国の旗」を正々堂々と掲げてほしいと思います。日本での愛国運動は必ず伸びます。なぜなら日本国民のほとんどが日本を愛しているからです。たも様の視線の向こうに「大きな政治的展望と確信がある」のは間違いありません、 By なでしこりん