アメリカ国務省の調査能力のあまりの低レベルにショック!
在特会は「Citizens Against Special Privileges for Zainichi 」
なでしこりんです。いよいよ3月ですね。「萌えいづる春になりにけるかも」と感じるほどまだ暖かくはありませんが、靖国神社の裏手にある白と赤の梅の花はもうとっくに咲いて、「すでに散ってしまったかも」。 この後は桜の開花予想が待ち遠しいですね。
さて、昨日もお伝えしましたが、アメリカの国務省が「2013人権報告書」を出しています。でも、現在進行形で、アフガニスタンやパキスタンの人々を無人攻撃機で無差別に殺している「アメリカに人権を語る資格などない」とは思いますが、読売新聞によって「日本に人権問題でもあるかのように」報道されましたので、国務省発表の原文を駐日アメリカ大使館のサイトで確認してみました。 原文はこれだと思います。
During the year ultra right-wing groups held a series of demonstrations in predominantly ethnic Korean neighborhoods in Tokyo. Group members used racially pejorative terms and were accused of hate speech by the press and politicians. The president of the group known as Citizens against Special Privileges for Zainichi (ethnic Koreans and Chinese) and three others were arrested on June 17 when public altercations erupted in Tokyo between the group and counterprotesters. Senior government officials publicly repudiated the harassment of ethnic groups as inciting discrimination and reaffirmed the protection of individual rights for everyone in the country. http://www.state.gov/j/drl/rls/hrrpt/humanrightsreport/index.htm#wrapper
6 月 17 日、東京で対立しているグループとカウンター同士による公共の場での突発した口論で、「在日(朝鮮民族や中国人)特権に反対する市民の会」として知られているグループの会長と他の3人が逮捕されました。政府高官は、差別を扇動する民族への嫌がらせを公式に非難し、国内にいるすべての人の個人的な権利の保護を再確認しました。
私は、すでに駐日アメリカ大使館のFBにはコメントしたんですが、こういう調査をやっているのが、 まさに駐日アメリカ大使館の館員なんです。私、アメリカってもっと「情報収集力」があると思っていたのですが、残念ながらこの程度の調査能力しかないようです。しかも、「逮捕日時」と「逮捕者数」も完全なデタラメ。正しい逮捕日時は6月16日で、逮捕者は2グループあわせて8名です。 アメリカの公文書なのにこんなに雑でいいんですか?! ザッツアメリカ!ww
「日本経済新聞」 東京・新宿で16日、在日韓国人らを非難するデモの参加グループとこれに対立するグループの間で乱闘騒ぎがあり、警視庁新宿署は双方のグループの男女計8人を暴行容疑で現行犯逮捕した。http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1601P_W3A610C1CC1000/
しかも、まさか「何の理由もなく」右派団体が一連のデモを開催したとでも言うのでしょうか? アメリカのロサンゼルスで逮捕される売春婦の9割は韓国人だと言われています。デモをかけられている新大久保が「日本有数の韓国人売春地帯」であることになぜ触れないのでしょうか。 そして、新大久保の韓国人売春婦を「仕切って」いるのが在日韓国人というのも公然の秘密ですよね。不法滞在者と悪徳韓国人商人の犯罪地帯。そういう「新大久保の根本的な問題」を理解していないのならば、「人権報告書」なんかに載せるべきではありません。ああ、あほらし! おまけに「読売新聞」も思いっきり印象操作をしてます。
日本のヘイトスピーチに懸念…米「人権報告書」
【ワシントン=白川義和】米国務省は2月27日、世界各国・地域の2013年の人権状況を分析した「人権報告書」を発表した。日本については民族差別の項目で、在日韓国・朝鮮人を侮蔑するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモに対する懸念を示した。「在日特権を許さない市民の会(在特会)」のデモ参加者が、抗議する団体との小競り合いで逮捕された事件を挙げる一方、「(日本)政府高官は、在日外国人への嫌がらせを拒絶する立場を公に示した」と指摘した。(読売新聞)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140228-00000950-yom-int
「読売新聞」の記事は表題を「日本のヘイトスピーチに懸念…米」としていますし、記事の中でも、「在日韓国・朝鮮人を侮蔑するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモに対する懸念を示した」とありますが・・・・、引用した記事の前後も確認しましたが、「懸念」という表現は一語もありませんでした。皆様は私の拙訳をご覧になって「アメリカが懸念した」と感じられましたか? アメリカの発表は「事実」をたんたんと書き連ねているだけです。(事実も間違っていますがw) そして「政府高官」の対応を認めていますよね。 読売の白川記者は、「どうせ日本人は英文の報告なんて読めやしないよ」と日本人の読者をなめてかかっているんでしょうか。平気でこういう「書いていないことを」を「書いてあったように報道される」ことは怖いですね。 これが日本を代表するクオリティーペーパーのクオリティーなんでしょうか。 「白川は勝手に懸念を想像するな!」です。 読売新聞もダメですね! By なでしこりん
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