アメリカ軍の無人攻撃機は兵士と庶民、大人と子供の識別ができない!
どんなに未開な国家でも他国が干渉するよりは民族自決を優先すべき!
なでしこりんです。アメリカは現在でも、アフガニスタンやパキスタンにおいて、「アルカイダ」やイスラム教原理主義団体の「タリバン」との戦闘をおこなっています。今日はフランスの『AFP』が一枚の写真を世界に発信しています。
パキスタンのアーティスト集団が、米国の無人機攻撃の標的となってきた部族地域に上空から見えるよう大きく拡大した子どもの肖像を設置することにより、無人機操縦士らの間に「共感」を生み出そうとしている。
「Not A Bug Splat(つぶされた虫ではない)」と銘打ったこの企画では、論争の的となっているパキスタン北西部カイバル・パシュトゥンクワ州での一連の米無人機攻撃で両親を亡くした少女の写真を使い、草原に設置された巨大ポスターの写真が公開された。この写真自体もまた、小型のヘリコプター型無人機を使用して上空から撮影された。
「人々が小さな虫のように見えるのがわかるでしょう。人間が小さな点にしか見えない時と、大きな顔として見える時にこれほどの差があるということを、私たちは浮き彫りにしたかった。 共感と反省の念を生み出すことを願っている」
アフガニスタンとの国境に接するパキスタンの部族地域は、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装勢力の拠点となっており、2004年から米無人機の最大の標的となってきた。
無人機による攻撃は、パキスタン国内で大きな反発を招いており、罪のない数百人の人命を不当に奪って同国の主権を侵害しているとして、強く非難されている。 英国の非営利団体「調査報道局(Bureau of Investigative Journalism、BIJ)」は、こうした攻撃によって少なくとも2296人と一般市民416人が死亡し、このうち少なくとも168人は子供だったと発表している。(AFP) http://www.afpbb.com/articles/-/3011981
アメリカ軍が、自国の兵士の犠牲を減らすために「戦闘の無人化」を進めていることは広く知られています。その代表が「無人攻撃機」ですね。無人攻撃機は、戦闘場所から離れた比較的安全な場所から飛び立ち、後はアメリカ本土にある「管制基地」から誘導されて「敵」を攻撃します。アメリカは軍事偵察撮影衛星を始めとして、多くの偵察機器を保有しており、偵察衛星の現在の地上解像度は30センチ以下と言います。ですから人間の大人子供も識別できるはずなんですが・・・・誤爆が後を絶ちません。
アフガニスタンやパキスタンでアメリカと敵対している勢力は「タリバン」と呼ばれています。タリバンは、イスラム原理主義団体の一つであり、女子教育に対する不寛容さは我慢なりませんが、それでも、現地のパシュトゥン人からは支持を集めています。かりにタリバンがアルカイダと関係があったとしても、アメリカには無関係の農民たちを殺す権利はありません。また、民族の自決は、たとえやり方が稚拙であったとしても、その民族に任せられるべきものです。アメリカが真に介入すべきは、チベットやウィグルであって、アフガニスタンではありません。以下、アメリカの無人攻撃機の紹介です。 Byなでしこりん
お母さん、痛いよ! どうしてこんなことに・・・
ハニーただいま~! さて今日の晩ご飯は何かな?ww
アメリカはアフガニスタンやパキスタンから手を引くべきです!