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アジア・全日本マスターズ陸上競技選手権大会(岩手県北上市)関連の記事の取り消しについて

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中国の「一つの中国」ごり押し論に日本政府は負けてほしくない!

  岩手県民の皆様、「台湾の国家として尊厳」を守ってあげてください!


 なでしこりんです。つたないブログですが、いつも多くの皆様方にご覧いただき、「いいね!」や「なう」、「リツイ」や「シェア」をしていただきありがたく思い、感謝しております。 さて今日は、9月15日にアップしました「アジア・全日本マスターズ陸上競技選手権大会」に関する記事の「取り消し」についてご報告いたします。

  
   


 まず、「なでしこりん」の記事は、アメーバブログを起点にして発信しています。その記事を、フェイスブックやツィッターに転載する形を取っています。アメーバブログの記事は比較的簡単に「訂正」ができるのですが、フェイスブックやツィッターは記事ごとの訂正ができないため、「取り消し」という形で記事ごと消去するしか訂正の方法がありません。今回はそのケースに当てはまりますので、「アジア・全日本マスターズ陸上競技選手権大会」に関する記事を一括して消去することに致しました。


 私のブログを読んでくださっている方は、「なでしこりんの思想性」については十分ご理解いただけているもの自負していますが、ただ、「即時性」を求めるあまり「記事の不正確さ」があることも私自身は自覚しています。 特に今回は、初稿の見出しが「外務省と岩手県が台湾に無礼!」としたことが、岩手県民の方に不愉快な思いをさせた事実も否めません。アメーバブログではすぐに「外務省とマスターズ陸上大会事務局が台湾選手団に無礼!」に変更したものの、フェイスブックやツィッターでは初稿のままになっていました。これ以上、岩手県の皆様に不愉快な思いをさせるわけには行きませんので、記事ごと消去すべき判断いたしました。

  
     


 現時点ではっきりしていることは、元記事は「岩手日報」の9月14日版において、「大会事務局などが外務省へ問い合わせたところ、国旗を使わず「チャイニーズタイペイ」と表記するよう求められた」ということですから、直接、関与したのは「大会事務局と外務省」であり、岩手県の関与ははっきりしていません。はっきりしていないものを「岩手県が台湾に無礼!」と書いたのはあきらかな」間違いだと思っています。 これは申し訳ないことだと思います。


 私の「本意」は、「外務省の立場」や「大会事務局の立場」を超えて、岩手県民の皆様に「台湾国旗(中華民国国旗)を掲げてほしい」というものです。そもそも、私は自民党を支持し、安倍内閣を支持していますが、現在の外務大臣は安倍内閣の岸田文雄外務大臣です。本来ならば、外務省なり自民党なりにも抗議すべき事柄だと思います。

    
    
    李登輝・元台湾総統と安倍総理


 しかし、中国による「一つの中国論」への固執は根強く、実際、安倍内閣が、「東日本大震災慰霊祭」に台湾代表の方たちを「指名献花」に加えたところ、中国は慰霊祭さえボイコットしました。中国は、「台湾が中国の不可分の領土だとする日中共同声明の主旨と精神に反する。いかなる国がいかなる手段で“2つの中国”を企図しようとも、中国は断固としてこれに反対する」として、不満と抗議の意を表明したわけです。中国は、一時が万事これなんです。 国家間の儀礼でさえこれですから、中国に「政治にスポーツを持ち込むな!」という道理は通じません。
    

 そしてそのことを「既成事実」として受け止める連中が「外務省の中」にもいるのでしょう。外務省自体が「スポーツと政治は別」という確固たる方針を持っていれば、少なくとも大会事務局が照会してきた時に「日本ではスポーツと政治は別だから無用な配慮はしなくて結構」と答えられたのではないでしょうか。 日本の外交は「対中貿易」との絡みがありますが、「独立国家としての誇り」がまだまだ足りないように思えて残念でなりません。  


 私は岩手県民の皆様にお詫びすると同時に、厚かましいですが一つお願いがあります。 それはぜひ、北上陸上競技場の周囲にたくさんの「台湾国旗(中華民国国旗)」をたなびかせてほしい。台湾から来られた選手たちを励ますように台湾国旗を振ってあげてほしい。 日本国民の代表として、台湾の皆様を励まし、日本国民の変わらぬ感謝の心を伝えてほしい。台湾の皆様の「国家としての尊厳」を守ってあげてほしいと思っています。


 最後に、当該記事にお寄せいただいた「コメント」や「いいね!」が同時に消えてしまうのが心苦しいですが、どうかご了承ください。 By なでしこりん



 元記事のソース


 アジア・全日本マスターズ陸上競技選手権大会(19~23日、北上市・北上陸上競技場)に向け、同市内の児童生徒が手作りした参加各国・地域の応援のぼりや旗のうち、台湾のものだけが「国際問題となりかねない」とする外務省の指摘で国旗などを描けなかったことが13日分かった。日中関係が悪化する中、国際交流を掲げるスポーツ大会に思わぬ波紋が広がっている。


 のぼりなどは市内の小中学校26校の児童生徒が1カ月かけて約150本製作。国旗のほか「ようこそ」や「頑張れ」のメッセージを各国の言葉で記した。


 しかし、台湾を実効支配する中華民国の国旗が近年五輪などの国際大会で使われていないことから、大会事務局などが外務省へ問い合わせたところ、国旗を使わず「チャイニーズタイペイ」と表記するよう求められた。各校は近年の日中関係悪化のほか、中国が台湾で開催された前回大会への参加を見送っていることなども考慮し、同省に従った。


 
      

【写真=各国の国旗を描いたのぼりが並ぶ中、唯一国旗や「中華民国」の表記が使えず、「チャイニーズタイペイ」と記された台湾の応援のぼり=13日、北上市相去町】(岩手日報 2014/09/14) http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140914_1


 

■主  催   アジアマスターズ陸上競技協会
        社団法人 日本マスターズ陸上競技連合大会実行委員会
■共  催   岩手県、岩手県教育委員会、北上市、北上市教育委員会
(予定)    朝日新聞社、 岩手日報社 岩手日日新聞社
■後  援   文部科学省、外務省、厚生労働省、観光庁、復興庁
(予定)    公益財団法人日本陸上競技連盟、公益財団法人岩手県体育協会
        公益財団法人北上市体育協会、北上市陸上競技協会、テレビ朝日、テレビ朝日
        日刊スポーツ新聞社、毎日新聞社、NHK盛岡放送局、岩手朝日テレビ
        IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手めんこいテレビ
■主  管   一般財団法人岩手陸上競技協会、岩手マスターズ陸上競技連盟
■特別協賛   富士火災海上保険株式会社ほか
■協  賛   アシックスジャパン株式会社ほか
■協  力   赤穂化成(株)、東北マスターズ陸上競技連盟
        NPO法人北上観光ネクスト、NPO法人フォルダ
        (有)オフィストライ 、一般社団法人北上観光コンベンション協会  
        国際都市推進北上市民会議、北上市老人クラブ連合会、   
        (株)JTB東北、日通旅行(株)
■開催期間   2014年(平成26年)9月19日(金曜日)20日(土曜日)
                   21日(日曜日)22日(月曜日)
                   23日(火曜日・秋分の日)の5日間
■日  程   9月19日(金) 第1日目 9:30 競技開始(9:10 開始式)
        9月20日(土) 第2日目 9:00 競技開始
                    18:20 開会式・国際交流レセプション
        9月21日(日) 第3日目 9:00 競技開始
        9月22日(月) 第4日目 9:00 競技開始
        9月23日(火) 第5日目 9:00 競技開始
                    16:10 優秀選手表彰式
                    18:00 閉会式・国際交流さよならパーティー

http://www.asia-masters.info/index.html


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