フィリピンの2つの顔 世界の英会話センターとイスラムゲリラの巣窟
拉致誘拐犯には硬軟織り交ぜた対応が必要だが、強硬手段も必要!
なでしこりんです。以前、「日本人の英語力が進歩しないのはなぜか?」というお話をしたことがあります。私の結論は「日本人には必要性がないから」でした。日本の国際的な地位と経済力があれば、少なくとも日本国内で「英語を使う必要性」のある日本人はごく限られています。 「社内会話は英語」、「TOEFLは100点、TOEICは800点以上」なんてことをやっていても、日本人同士で英会話している人なんているのでしょうか?
最近、「ネット英会話」、「オンライン英会話」の講師の先生に「フィリピン人の先生」が増えましたね。オンライン英会話大手の「レアジョブ」や「Bizmate」などはほとんどがフィリピン人講師じゃないでしょうか? フィリピンの公用語は英語とフィリピノ語(タガログ語)ですから、ある程度の学歴のある人たちは「スムーズな英会話」ができます。お願いですから「フィリピン人の英語は・・・」などという馬鹿なことは言わないで下さいね。 英会話はコミュニケーションの1ツールでしかないのですから。
今や 英語圏のカスタマー(コール)センターの多くはフィリピンやインドに置かれるなど、英語力のある人が集めやすく、人件費の安い国に置かれるのが基本です。ですから、アジア向けの英会話センターがフィリピンにあるのもある意味当然です。だって、フィリピン人講師の1レッスンは290円からあるのですよ(もちろん他にも費用はかかりますが人件費としては安い)。大切なのは「英語のコミュニケーション能力」であり、国籍や肌の色など関係のない時代です。
ただ私は 「英会話ファン」ではありますが、何が何でも英語を話すべきだという「英会話信者」ではありませんので、日本人に英会話上達を求めるより、日本人が「万能翻訳機」を開発する方が早いと思っています。何も「英語は世界共通語」などとありがたがる時代でもないです。現時点では、英語で発信することは、それ以外の言語の何十倍も発信力があるのは確かですが。
韓国人強姦魔もいるので注意して!
さて、今日は日本の英会話学校になりつつあるフィリピンのもう一つの顔のお話です。 フィリピンにおける「外国人誘拐事件」は日本の三井物産マニラ支店長であった若王子信行氏が、 マニラ郊外のゴルフ場からの帰りにフィリピン共産党に誘拐された事件が有名です。この事件は、日本政府ではなく、アメリカの誘拐事件専門のコンサルティング会社を通じて交渉が行なわれ、若王子信行氏は無事解放されたのですが・・・後で「身代金」の支払いが問題になったりして・・・。今日の事件も「誘拐→身代金」という流れなんでしょうか?
SITEモニタリングサービスによると、フィリピン南部のイスラム過激派集団アブサヤフが4月以降人質に取っているドイツ人2人について、米国の対「イスラム国」の行動への支持をドイツがやめない限り、殺害すると警告している。フィリピンの治安当局者らは24日、アブサヤフによる脅迫の情報を確認していると明らかにした。アブサヤフはまた、人質の解放に2億5000万ペソ(560万ドル)の身代金を要求している。(ロイター)http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2014/09/135054.php
この記事は「2014/9/13」の日付ですが、実は今月12月18日に被害者は無事解放されています。こちらは「フィリピン共産党」ではなく「イスラム過激派集団アブサヤフ」が主犯のようです。記事によると「イスラム国の行動への支持をドイツがやめない限り、殺害すると警告」していたようですが、こちらもお金で解決できたようです。まあ、これに味をしめて、また誘拐をやるのは目に見えていますが、とりあえず誘拐された人を奪回してから後のことを考えるということなんでしょう。
私は、北朝鮮に拉致されている拉致被害者の方たちの場合も、とりあえずまずは「奪回最優先」でよいと思っています。身代金を払ってもよいし、それこそ朝鮮総連や朝鮮学校に潜む犯罪者どもを逮捕して「交換」するぐらいの強硬手段を取ってもかまわないとさえ思っています。「拉致誘拐は犯罪」であり、その一味を日本でのうのうと暮らさせる必要などありません。犯罪者とその一味は罰を受けるべきであり、それがいやなら「地上の楽園」にさっさと帰国すればよいのです。日本人を敵視する外国勢力は日本に置いておく義理は私たち日本国民にはありません。 By なでしこりん