湯川さんって、言いなりにならないので殺されてしまったのでしょうか?
後藤さん誘拐事件の展開が複雑すぎて・・・いったいどうなってるの?
なでしこりんです。後藤健二さんの現在の戸籍上の名前が「城後健二」さんとご紹介した後でも、「Jogo」は韓国人の「徐と呉だ」などの意味不明のコメントが届いて困惑していましたが、その際、奥様の名前は隠したのですが、なんと今度は奥さんが実名で登場して声明文を発表されています。
「Liveleak」 などでは、いわゆるイスラム国(ISIL)による公開斬首の映像が毎日流されている中、後藤さんの件の展開の複雑さには驚かされます。「東洋経済オンライン」や「Yahooニュース」ではすでに奥様の写真とコメントが公開されていますので、このブログでも転載させていただきます。
以下、http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150130-00059373-toyo-int からの転載です。
私の名前はリンコです。シリアで捕らえられたジャーナリスト、後藤健二の妻です。彼は2014年10月25日、私の元からいなくなりました。それ以来、私は彼の解放のため、舞台裏で休むことなく働き続けてきました。
私は今まで声明を出すことを避けてきました。なぜならば、健二の苦境に対するメディアの注目が世界中で騒ぎ立てられています。私は自分の子供と家族をそこから守ろうと考えていました。私たち夫婦には、2人の幼い娘がいます。私たちの娘は健二が日本を離れた時には、わずか生後3週間でした。私は、2歳の上の娘が再び父親に会えることを望んでいます。2人の娘が父親のことを知りながら、成長していくことを望んでいます。
私の夫は善良で、正直な人間です。苦しむ人びとの困窮した様子を報じるためにシリアへ向かいました。健二は、湯川遥菜さんの居場所を探し出そうとしていたと推測できます。私は遥菜さんが亡くなったことに、非常に悲しい思いをしました。そして、彼の家族の悲しみを思いました。家族の皆さんがどれだけつらい思いをされているかがわかるからです。
12月2日、健二を拘束したグループからメールを受け取ったとき、健二がトラブルの中にあることを知りました。1月20日、私は湯川遥菜さんと健二の身代金として2億ドルを要求する動画を見ました。それ以来、私とグループとの間でメールを何回かやりとりしました。私は、彼の命を救おうと戦ったのです。
20時間ほど前に、誘拐犯は私に最新の、そして最後の要求と見られる文章を送ってきました。「リンコ、お前はこのメッセージを世界のメディアに対して公表し、広げなければならない。さもなければ、健二が次だ。29日木曜日の日没までに健治と交換するサジダがトルコ国境付近にいなければ、ヨルダン人パイロットを即座に殺すつもりだ」。
これは私の夫にとって最後のチャンスであり、彼の解放と、ムサス・カサスベさんの命を救うには、あと数時間しか残されていないことを心配しています。ヨルダン政府と日本政府の手中に、二人の運命が委ねられていることを考えて欲しいと思います。
同時に、私はヨルダン政府と日本政府のすべての努力に対して感謝しています。ヨルダンと日本の人々から寄せられる同情に対しても感謝しています。私が小さかったころ、私の家族はヨルダンに住んでいました。そのため私は12歳になるまで、(ヨルダンの首都である)アンマンの学校に通っていました。だから、私にはヨルダンとヨルダンの人々に対して、特別な感情を持っており、多くの思い出があります。
最後に、私は、私と娘たちを支えてくれた、私の家族、友人たち、そして健二の同僚に感謝しています。私の夫と、ヨルダン人パイロット、ムアス・カサスベさんの無事を祈っています。リンコ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150130-00059373-toyo-int
「自己責任を宣言しても、貫徹できない事情もあるのだから、渡航禁止地帯への渡航は法的に完全禁止」にしなきゃどうしようもないですね。それこそ、日本出国時にパスポートを没収するか身柄拘束でもしない限り、「10分300万円の映像目的」で出かけるフリーカメラマンはこれからも出てくるでしょう。ただし、トルコへの出国は禁止できないですけどね。湯川さんってもしかして自己責任を貫徹したために殺されたのでしょうか? By なでしこりん