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アフガニスタンでまた女性殺害!イスラム原理主義者タリバンは許せない!パキスタンでは女子中学生が!

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女性の社会進出で命を奪われる国がある
  アフガン・パキスタンの女子教育を守りましょう!

 こんばんわ、なでしこりんです。今日はまた「不愉快なニュース」をお届けしなければなりません。 現在、地球には70億人を超える人間が住んでおり、その半分は女性なんですね。 人類の歴史から見ると、女性の家族を中心とした「母系社会」の歴史は長く、日本でも、平安貴族の「通い婚」や「婿入り」は母系社会の名残ですよね。

 ただその後、洋の東西を問わず、「保護されるべき者」から「管理されるべき者」に女性の立場がゆがめられ、女性に恒常的な参政権が与えられたのは、1869年のアメリカが最初と言われています。その後の、「男女同権」の流れには目を見張るものがあるのですが・・・AFPはフランスの通信社です。


 アフガニスタンで4日、著名な女性警察官が、武装集団の銃撃を受けて死亡した。  同国で公の役職に就き活躍する女性たちが直面する脅威が、改めて浮き彫りとなった。  死亡したのは、イスラ・ビビ警部補(37)。  社会で活躍する女性の代表的存在とされていたが、それを快く思わない人々から しばしば殺害の脅迫を受けていた。ビビさんの実の兄弟も脅迫者の1人だった。

 同国南部ヘルマンド州の州政府当局者がAFPに語ったところによると、ビビさんは4日朝、息子に職場まで車で送ってもらっている途中に、身元不明の集団からの銃撃を受けた。 重傷を負い、病院に搬送されたが、救命治療を受けている最中に死亡したという。  息子も負傷した。

 3人の子を持つビビさんは、抑圧的なタリバン政権が2001年に崩壊して以降、 改善されてきた女性の社会進出の機会を体現する存在とみなされていた。 米国の支援を受ける現政権へのイスラム主義勢力の襲撃が相次ぐヘルマンド州で、 最も高い地位に就いた女性警察官として活躍してきた。

  ビビさんは今年行われた英紙サンデー・テレグラフとのインタビューで、 「兄弟も父も、姉妹たちも全員が私に反対している。実は、私の兄弟は3度、私を殺そうとした。彼は拳銃を振りかざしながら、私に(警察官を)辞めろと命令してきた。 実際に発砲はしなかったけれど。彼は後に政府から拳銃を取り上げられた」と語って いる。(AFP)
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2954363/11006530


  
                    右側が暗殺されたイスラ・ビビ警部補                                                                               


 アフガニスタン国民の多数派であるパシュトゥン人にタリバン支持が広まったことにはそれなりの理由はあるのですが、タリバンの「行き過ぎた女性蔑視」にはヘドが出ますね。 とくにかく、「女性の社会進出への妨害」に関しては悪質で言語道断です。それこそ関係者は全員死刑にしてほしいぐらいです。イスラム教徒は、タリバンのこういうやり方を放置しておくのでしょうか? 下は、アフガニスタンに隣接しているパキスタンのニュースです。これも加害者はタリバンです。


 10月10日(水)10時52分配信 パキスタンイスラマバード(CNN) パキスタンで9日、イスラム武装勢力タリバーンを批判するブログを執筆していた14歳の少女がタリバーンに襲撃され、重傷を負う事件があった。マララ・ユスフザイさんはこの日、学校のワゴン車に乗っていたところを銃撃され、クラスメートの2人とともに重傷を負った。マララさんは病院に運ばれ、容体は安定しているが、医師によれば、首に食い込んだ弾丸を摘出するのは難しい状況だという。この事件で同国の武装勢力「パキスタンタリバーン運動」が犯行を認め、原因はマララさんのブログにあると主張した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121010-35022842-cnn-int
 
  パキスタンで昨年、女性の教育権を訴える活動を行っていた少女マララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さんと共にイスラム武装勢力に銃撃された女子生徒が、英政府から学生ビザ(査証)の発給を受け、先週末に渡英していたことが分かった。(AFP)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130705-00000014-jij_afp-int


      
  マララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さん       シャジア・ラムザン(Shazia Ramzan)さん(15)


 この記事では「女性の教育権を訴える活動」と書いてありますが、実際の彼女たちは「ただの中学生」にしか過ぎず、「女子でも勉強したい」ということをブログに書くだけで「暗殺対象」にされてしまうんです。実際、タリバンに頭と首を銃撃されたマララさんはロンドンに輸送されて一命をとり止め、パキスタンに残ったシャジアさんも「殺害予告」されていたんですね。 タリバンの連中は、ほんと、悪質でしょ! 許しがたいです。


 日本政府は、アフガニスタン復興のため、アフガニスタンの警察官の半年分の給料140億円を援助しています。私は、援助額を倍増してもよいから警察力をもっともっと強化して、女性の社会進出と女子教育を妨害するタリバン指導者は全員逮捕して、女性のたちの安全を守るべきだと思っています。  By なでしこりん


 「想い出のランドセルギフト」 アフガニスタンの子ども達にランドセルを贈ろう!(募金もできます)
 http://www.ngo-arena.org/search/area/asia/afghan/afghan.html

 
アフガニスタン緊急・復興支援 第17報 日本政府からの支援で1000の教室キャンペーン実施
 http://www.unicef.or.jp/kinkyu/afghan2/2011.htm


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