日本人は過去、多くの犠牲から自然災害への対応を学んできました。
たとえマグニチュード9・0の地震でも死傷者0を目指せるのは日本だけ!
なでしこりんです。 2015年4月10日の朝、茨城県鉾田市の海岸の150頭のイルカ(カズハゴンドウ)が打ち上げられたそうです。イルカは、方向感覚を失くしたり、シャチやサメに追われて砂浜に上がることがあるそうですが、今回のイルカの座礁は「冷水域に遭遇したためにパニックに陥った可能性」が指摘されています。 しかし中には「地震の予兆ではないか?」と言う声もあります。
うわ~、ゲリーボーネル、思いっきり「うさん散臭い」ですけど!ww
その 背景にあるのが、2011年3月11日の発生した「東日本大震災」の一週間前の、2011年3月5日(正しくは4日夜)、茨城県鹿嶋市の下津海岸で約50頭のイルカが打ち上げられているのが見つかった出来事と、「ゲリーボーネル」という名の「経営コンサルタント」の予言。 ゲリーボーネルという人がやっていることをみると、「読者→セミナー参加→インストラクター資格の取得」ですから、スピリチュアル系の自己啓発セミナーのようにも見えます。アメリカなどではこの手の自己啓発セミナーが多く、「儲かるのはセミナー主催者だけ」と言いますよね。ww 私はゲリーボーネルからは「商業カルト」の臭いしか感じませんでした。あなたはどうですか?
日本 は地震多発地帯にある国です。それは地球という球体が、内核の周りをマントルが覆い、更に薄い地殻があるわけですから、内部でのわずかな変動さえも地殻に影響を与え、それが地震や津波を呼び起こします。特に日本は大陸プレートと太平洋プレートの「はざかい」にあるわけですから地震が多いのは仕方ありません。たとえば東日本大震災にあった2011年のマグニチュード5・0以上の地震は781回ですから、日本全土で見るならば「1日に2回」は地震が起きていた計算になります。こういう地震頻度の高い国での予言自体が成立しません。
大切 なことは、「常在戦場の意識」であり、「常在地震対応」だと思うんです。それこそ自身や家族の生命を守ることを第一義としての準備や約束事の確認。さらに地域での救護や保安の役割分担。ついでに、地震になったら犯罪行為を狙っている犯罪集団への対応などをシミュレーションしておくことです。それこそ3日分の水と食料。ついでに木刀ですよね。ww
個人的 にお奨めの「地震対応グッズ」はシュラフ(寝袋)と固形燃料。身長より大きめのシュラフがあると何かと便利ですし、キャンプ用の固形燃料を燃やして作った温かい飲み物は心も温めます。あと何を準備しておけばよいでしょうか? スタンガン?ww
地震 は必ず起こります。その時「最善手」を選べるように、あの手この手を考えるのはよいことです。日本では過去大きな地震を何度も経験していますが、それでも日本人は悲しみを乗り越えて、世界に冠たる日本を作り上げてきました。「マグニチュード9・0の地震でも日本では死傷者ゼロ!」 日本人ならそういうことも不可能ではありません。常在地震対応です。 By なでしこりん