「帝国の慰安婦」著者紹介
朴裕河（パク・ユハ） 1957年、ソウルで生まれ、高校卒業後来日。慶應義塾大学文学部国文科を卒業後 早稲田大学文学研究科に進み、日本文学専攻博士課程修了。2003年度に「日本近代文学とナショナル・アイデンティティ」で早稲田大学学術博士の学位を取得した。現在、韓国・世宗大学日本文学科教授｡
「帝国の慰安婦」表紙 朴裕河（パク・ユハ）教授
2007年04月、アジア女性基金の解散に伴い東京の日本外国特派員協会での講演で、アメリカ合衆国下院121号決議に関連して韓国側の理解、主張をそのまま受け取っての日本への一方的な批判、意見が行われていることへの憂慮や、「日本軍とそのようにした父親とどっちが憎いのか？」とのある元慰安婦への質問に「お父さんだ」と答えたといった話も交えながら、慰安婦動員の過程において韓国人も関わっておりその加害性への責任についての言及、さらに、朝鮮戦争時に韓国軍も特殊慰安隊を運営したという最近の研究を紹介、韓国や他の国もそういった慰安婦制度を持っていたことがあるのに、慰安婦問題を日本だけのことにしてしまっては問題の本質を考えるという機会が失われるのではないかとの憂慮を表明した。
また、2007年3月、安倍晋三首相が「広い意味での強制性はあったけれども、狭い意味での強制性はなかった」と答弁したことに対し、その発言の背景と誤解について解説を加え、謝罪を受け入れる被害者の側の問題にも言及、日本がやったことの実態を正しく知ることが今後の目指すべき方向であるとの見解を示した（韓国のニューライト、安秉直、李栄薫も同様な趣旨の見解を述べている）。
この発言が連合ニュースにより「慰安婦への加害責任、韓国にもある」「安倍総理の発言にも理解示す」との形で韓国で報道されると、韓国世論は朴裕河を「日本女（일본녀）」と罵倒し勤務先の世宗大学にも激しい非難を浴びせた。
この批判に対し朴は、連合ニュースの記事は発言の一部を抜き出して講演の本意を歪曲したものであり、発言の主旨は安倍首相を擁護したものでも韓国批判でもなく、日韓の間の問題を解くためのもっと根本的な視点を提供しようとしたものである、と説明した。また、「日本はお詫びも補償もしてこなかった」という韓国での認識は事実とは非常に異なっており、そのような認識では決して問題は解決しないと付け加えた。（以上ウィキペディアより）
おなじみの画像。「ニューライト教科書」側の安秉直教授（左）や李栄薫教授（右）に試練は続く！
なでしこりんです。私は以前から、安秉直教授や李栄薫教授のことを何回か紹介してきましたが、彼らは「親日派」かというと、それは実際のところは「全て日本が正しいと主張する日本信者」ではありません。ましてや「親日派」という言葉自体が、韓国の左翼勢力が「反対派へのレッテル」として使うことが多いわけです。今回の朴裕河教授の見解も、韓国の左翼からすれば「親日発言」ということになり、朴裕河教授は再び「日本女（일본녀）」と呼ばれることになるわけです。
日本では報道されることはありませんが、実は、韓国でも「教科書検定」があり、韓国で「ニューライト（新右翼）」と呼ばれている安秉直教授や李栄薫教授が作った教科書の検定結果が、２週間後の８月３０日に出ることになっています。韓国の中でもいろいろな動きがあるんです。ただ、「ニューライトの教科書」が検定を通ったからといって、それが「採択」されるかは依然不明です。韓国の教科書では、「日韓併合時代」のことを「日帝強占期」と呼ぶほど「日本憎悪」が歴史教育の中心にすえられてきましたが、「ニューライト教科書」ではその間違いを訂正する方向で作られています。
ニューライト教科書の特色の一つが、「日帝強制占領期間が朝鮮の近代化に肯定的な役割をしたという内容を含んでいて、独立活動家金九先生と安重根義士をテロ活動をした人だと表現しているという」ことです。（現行教科書側談）ww （ここ笑うところです！） まあ、常識的に見れば、安重根も金九も「日本人を殺した」だけの殺人者です。 でもなぜか韓国では国家的英雄になっていますが、「殺人者を英雄視」することは、とても危険な思想です。 私は、安倍総理や麻生太郎財務大臣については、「韓国人との面会」は絶対に避けてほしいと思っています。それから、ニューライト教科書への過剰期待もしないでくださいね。戦後の韓国史の見直しが中心ですから。そして何よりも、学校現場が、左翼に押さえられているのは韓国も日本と同じなんです。
韓国の「反日教育」の悪影響は大きく、韓国が、左翼主体の「反日教育」から抜け出せる日がいつになるかはわかりません。でも、この問題は我が日本に無関係とは言えません。反日教育によって生み出された「日本憎悪」に凝り固まった犯罪者予備軍の韓国人が日本に行こうと思えば「済州島から福岡までならわずか１時間」、「ソウルから成田でも２時間」しかからないのですから。 韓国でのニューライト運動には今後も注目です。 Bt なでしこりん