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Channel: なでしこりん
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ポーランド映画の話。ドイツ軍制服マニアには垂涎もの?日本とポーランドは友好国です。

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世界の軍隊で一番かっこいい軍服は何ですか?
    今も私の心の中に生きているある神父様の思い出


 こんばんわ、なでしこりんです。先ほど、「Gyao」という無料映画を見ていましたら、「シークレット・サイファー ナチス原爆計画」というドラマがやっておりました。そしてこれがなんと「ポーランド映画」! ポーランドといえば、ロマン・ポランスキー監督やアンジェイ・ワイダ監督もポーランド出身ですね。ですから、ポーランドの映画界も相当な実力のはず!と思って見てみました。 映画の内容は第二次世界大戦もので、「カナリス提督」が登場するなんて、これは掘り出し物です。カナリス提督は、ドイツ情報機関のボスですから、映画は「情報戦」を描いたもののようです。派手さはなくても、手に汗握る内容になっています。 そして何よりも、登場するドイツ国防軍の制服の「着こなし」がかっこいいですね。(親衛隊はイメージ悪すぎ!)



   
  http://gyao.yahoo.co.jp/player/00938/v00017/v0000000000000000022/?list_id=489967

 

 私は、「ヒットラー崇拝者」ではありませんし、「ナチズム信奉者」でもありません。 でも、ドイツ国防軍の制服は、主義主張に関係なく、服飾的に見ても「かっこいい」です。最近のアメリカ映画の「ドイツ兵の制服姿」は、やはり、アメリカでも「衣装の職人」が減ってきているのでしょうか、サイズが合ってないのを平気で着せるようになってきました。そういういい加減なものをみつけるとゲンナリしませんか? その点、このポーランド映画は、ドイツ軍の制服の「緻密でダンディーな着こなし」を正確に再現しており、見ているだけでワクワクしてきます。 ちょっと、宝くじで3000円が当たった感じですね!ww


   


 ポーランドといえば、もう一人忘れてはいけない人がいます。ポーランドはカソリックの国で、2代前のローマ法王ヨバネ・パウロ2世もポーランドの方でしたが、日本と関係の深い方は「コルベ神父」ですね。 日本国内にある「聖母の騎士教会」はコルベ神父にいわれのある教会ではなかったでしょうか? 確か長崎にも美しい教会があったと思います。 コルベ神父は、日本への布教から戻って、ポーランドでの布教活動中にドイツ軍に逮捕されます。その際、ドイツ軍の取調官が、「あなたの名前はドイツ系ですね。そのことを申告するならば、逮捕から逃れられますが」との申し出があったそうですが、「私はポーランド人です」と答えたそうです。


   
 教会の写真はいずれも「長崎東教会」のものです。


 その後、コルベ神父は、「アウシュビッツ強制収容所」に送られ、「餓死刑」を宣告された収容者の身代わりになって、収容所で亡くなられました。1982年10月17日、マキシミリアノ・コルベ神父は、ローマ法王ヨバネ・パウロ2世によって「聖人」に列せられました。 私は、無宗教なのですが、コルベ神父のように「他の人の身代わりに自分の命を投げ出す」という行為には敬服せざるをえません。 誰もができることではありませんよね。


   


 実は、この「シークレットサイファー」はまだ2回目の放送があっただけなので、今後の展開はわかりませんが、ポーランドの美しい古城と農場地帯。そして、ドイツ国防軍の制服をチェックするだけでも楽しい時間がすごせそうです。受信環境のある方はぜひ一度のぞいてみてください。 では、おやすみなさい。  By なでしこりん



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