ドラマという娯楽番組では「していいことと悪いこと」がある!
生活弱者や障害者をネタにする脚本家にはうんざりなんです!
なでしこりんです。自分が見ていないテレビについても語るのもなんですが、今日は芦田愛菜ちゃんが主演で話題を呼んでいる「明日、ママがいない」について少し。記事は「ネタリカ」からです。
15日にスタートした芦田愛菜(9)主演の『明日、ママがいない』(日本テレビ系)に対し、赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を設置している熊本市の慈恵病院が会見を開き、「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与える」と、謝罪や放送中止を訴えた。
これを受け、日本テレビは「ドラマは子どもたちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい。ぜひ最後までご覧いただきたいと思います」と、予定通り放送する意向を示した。
また、同作の脚本を手掛ける松田沙也氏も、自身のTwitterで「このフィクションを通して、まずは子ども達に興味を持ってもらうこと、そして彼女達が問題に立ち向かう姿を見た同年代の子どもたちにも少しでもプラスの感情を抱いてもらえればと思います。」とツィートした。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140117-00010005-nkcyzo?noFirstViewModule=true
私の知人にもシナリオをやっている人がいますが、基本、ライターさんは制作会社の希望通りに「台本」を仕上げる本屋さんでしかないそうで・・・松田沙也さんは作家デビューして6年目なんだそうですね。もちろんこの世界ではまだ「新人」なんでしょう。ですからこの番組は「野島伸司」の企画を松田に書かせたんでしょうね。野島には「企画料」が入り、松田には「実績」が残るはずでした。
野島は確か、フジテレビの「ヤングシナリオ大賞」あたりから注目を浴びて、フジテレビの仕事が多かったと思います。その後、「日本テレビ」の仕事も請けてうるようですね。でも、業界では野島というと「悪名」の方が有名でしょう。「この世の果て」も野島の作品だと思いますが、あの作品にも「盲目の少女」と「顔をやけどした青年」が登場しましたね。野島はそういう「障害者ネタが得意」なんです。「同情するなら金をくれ」でおなじみの「家なき子」も野島の企画作品です。野島は「弱者をいたぶるのが趣味」なのかもしれません。
私は松田という人には悪い印象は持っていないのですが、「彼女の思いとは違うところ」に野島や制作プロデューサーの考えがあるんですね。野島や制作プロデューサーはおそらく今でも「話題になってラッキー」と思っていますよ。それが「テレビ局の人間の思考」です。児童養護学校の子供のことや関係者のことなどは屁とも思っていません。そんなこといちいち考えている心優しき人が生き残れる世界でもないですしね。
「同情するなら視聴率をちょうだい!」
私は、この後、スポンサーへの抗議が強まって、こういう「悪趣味でセンセーショナルさだけを狙った作品」は打ち切られるべきだと思います。もしテレビマンが本当に『愛情とは何か』を描きたいのならば、もっと綿密に取材すべきだったでしょう。視聴率欲しさのために、児童擁護施設の子供たちや関係者の心の中に「土足で踏み込んだ」野島やプロデューサーは非難されるべきでしょう。今のマスコミなら「吉松育美さんへの脅迫・セクハラ事件」を映像化するほうが重要ではないでしょうか? By なでしこりん