日本は貧しい人たちの希望の星になろう!
今、世界に必要なのは「安全な水」なんです!
こんばんわ、なでしこりんです。「口唇裂(こうしんれつ)」という病気をご存知ですか? 上唇がウサギのように裂けて生まれてくる症例で、以前は「三つくち」などと呼んでいましたね。 しかし、今は1歳未満の間に手術で治してしまうので、本人さえ知らないまま治療が終わっていることもあるといいます。 今日は、口唇裂の症状が重く、さらに貧しくて手術ができなかったフィリピン人の女の子が、日本で手術を受けて、状態が改善されたというニュースが入ってきました。
生まれつき唇の形成が不十分な口唇裂の治療のため来日し、東京都内の病院で形成手術を受けたフィリピン人女児エンゼル・フランシスコ・イシットちゃん(1)と母親のグロリアさ ん(42)が7日、支援者とともに厚生労働省で記者会見し、グロリアさんは「手術を受けら れたことが夢のよう」と喜びを語った。
エンゼルちゃんは唇から右目の下にかけての顔面に裂け目が広がっていたが、手術で目立た ない状態になった。東南アジアなどで口唇・口蓋裂の子どもの治療に取り組むNPO法人オペ レーション・スマイル・ジャパン(東京)が支援した。 【共同通信】 http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060701002003.html
写真ではまだ目の位置が少しヘンですが、成長とともにさらに改善されていくとか。 私の知人にも、鼻の下にかすかに縫合の跡が残っている人がいますが、発音も一切問題ありませんし、日常生活にも一切問題はないようです。 今回は、日本のNPO法人である「オペレーション・スマイル・ジャパン(東京)」が支援して、エンゼルちゃんとお母さんを日本に招いての手術だったようです。 こういう団体には寄付して応援したいですね。
もちろん、こういう医療が及ばない子供たちを中心に助ける団体があることは、とても良いことです。また、アフガニスタンやパキスタンで、中村哲先生がやっておられる活動を支援している「ペシャワール会」のような存在も大事です。中村先生は、アフガニスタンでの医療活動を拡大されて、現在は「灌漑事業」を進めておられますよね。「個人を救う」ことから「地域や国を救う」という行動に活動範囲を広げておられるのはとても立派なことだと思います。 私も微力ですが、アフガニスタンには毎年支援金を送っています。
水の浄化に取り組む小田兼利会長 安全な水が子供たちには一番大切
今、世界の貧困地域で、本当に求められているのは「安全な水」だといいます。日本は、地球規模で見た時、きれいで安全な水が飲める数少ない国の一つです。他の多くの国は、汚れた水を飲み、そのために、多くの子供たちが、早い段階で命を落とすといいます。以前、テレビで見たのですが、ソマリアの難民キャンプを支援する日本ポリグル(大阪市中央区、社員約30人)の小田兼利会長(72)の姿には頭が下がる思いがしました。日本政府は、中村先生や小田会長のような現地に精通した人たちを金銭面で支援してあげてほしいです。それこそが「本当に生きた国際貢献」になると思います。 By なでしこりん