安倍内閣、シリア反体制派への直接人道支援を表明
困っている人を救うのが日本国民の国民性です!
岸田文雄外相は11日午前の記者会見で、内戦が続くシリアの反体制派に直接支援を行う方針を表明した。保健など人道分野での支援が中心となる。日本政府は反体制派をシリア国民の代表として認めているが、直接支援を行うのは初めて。安倍晋三首相が17~18日に英国で開かれる主要国(G8)首脳会議で、こうした考えを表明する方針。(産経新聞 6月11日(火)11時0分配信)
先日、北朝鮮の軍事顧問団がシリアのアサド政権に加担しているという記事を書きましたが、その時、シリア内戦の写真をたくさん検索したのですが、実は、悲惨すぎて「公開できないような写真」ばかりでした。死者の多くは「女性や子供たち」ばかりなんですね。
現在、戦闘から逃れて難民化しているシリアの人々は、シリア国外に流出した難民が160万人以上で、国内避難民は425万人以上といいます。合わせると585万人以上ですから、これは千葉県や兵庫県の県民数に匹敵する数です。 しかも、おそらく避難民の多くは、体力のない老人や女性や子供たちばかりでしょう。
安倍内閣が、「反体制派をシリア国民の代表として認めている」ということは正しい判断だと思います。なぜなら、大量虐殺をしているのはアサド政権ですからね。 独裁者であるアサド大統領にこそ内戦の責任があるのは間違いありません。 アメリカは、「シリアとイランと北朝鮮」を「悪の枢軸」と呼んでいるようですが、ロシアは公然とアサド政権に戦闘機を売却しています。 ですから、「国際社会によるシリア制裁」は簡単には行えないのでしょう。 北朝鮮の「核兵器」も気になります。 世界情勢は混沌としているんですね。
独裁軍事国家は世界の害です。 彼らには遅かれ早かれ「滅亡」が待っています。
それでも日本は、シリアの人々を救う努力をすべきです。まずは、「きれいな水」です。そして「食料と毛布と住宅」です。 シリアの隣国はトルコですから、日本はトルコとも協力して、多くのシリア難民の命を救ってほしい。安倍総理や岸田外務大臣が、「難民救済の先頭に日本が立つ」という意思表明をされたことを私は誇りに思いますし、断固支持いたします。 困っている人を助けるのが「日本人の矜持」ですから。 By なでしこりん