小泉純一郎が「反原発」で都知事選に介入した理由は何?
日本での「原発再稼動」が遅れると喜ぶ人たちは誰でしょうか?
おはようございます、なでしこりんです。寒い朝には暖房がありがたいですね。さて、意外かも知れませんが、東京にも「火力発電所」があり、そこでは「原油や都市ガス」を燃やして発電しています。まず、東京の品川区にある「品川火力発電所」。ここの総出力は114万KWで、燃料は「都市ガス」を使用しています。都市ガスの原材料は「LNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)」ですよね。もう一ヶ所が、こちらも品川区にある「大井火力発電所」。こちらは主に原油を燃やして、総出力105万KWを発電し、他にも都市ガスを燃やす「緊急措置電源」も併設されています。東京都民でもご存じないかも多いと思います。
東京都知事選挙では、当初、「原発の是非」を選挙の争点にしている候補者がいました。でも、東京都民が考える争点は「東京都の経済対策」であり「東京都の防災と治安対策」だということが明らかになってきました。でも、改めて、「原発の是非を争点」にしたかった連中の狙いは何だったんでしょうか? ここに「財務省発表の貿易統計(速報)」の記事があります。ご覧になっても驚かないでください。 記事は「時事」からです。
財務省が発表した2013年分の貿易統計(速報)によると、日本の貿易赤字はその前の年から約4兆5000億円悪化の11兆4745億円となり、過去最大の赤字に陥ったことが明らかになりました。アメリカ向け自動車の輸出が増加したことなどから、輸出額は9.5%増の69兆7877億円と3年ぶりの増加に転じたものの、円安に伴い原油・天然ガスの輸入額が増加した。(時事)http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_trade-balance
去年までは「貿易赤字は6兆円」と言ってましたね。それだけでも大変な額だと思っていましたが、今回の速報値は「11兆円」を越えています。日本の貿易輸出額は69兆円に増えていますが、そのせっかくの「儲け」を打ち消すほどの「原油・天然ガスの支払い」が大きいんですね。実はこれ、「全て民主党の悪政のツケ」です。世界中に原子力発電所があり稼動しているのに、設備があるにもかかわらず、稼動させていないのは日本だけです。「原油・天然ガスの支払い」を減らして、それを日本国内の経済や福祉対策に向けられたら・・・どれだけ多くの日本国民が救われるのでしょうか?
日本のエネルギー源の輸入先は
LPGは、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールの3カ国で90%を輸入
LNGは、インドネシア、マレーシア、オーストラリア、カタール、ロシアなどから輸入
原油は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、イラン、クウェートなどから輸入
となっており、特に輸入先が3カ国に限定されているLPGは「ジャパンプレミア」という超割高な金額での購入を強いられています。この状況を改善するのが、アメリカから輸入される「シェールガス」のはずなんですが・・・・これって、結局は「アメリカをもうけさす」ことなんですよね。ならば、アメリカとしては「日本の原発の再稼動はさせない」ことを望んでいるはずです。小泉純一郎の唐突すぎる政治活動復帰の背景が見えてきませんか?
もちろん、日本の原発再開が遅れれれば遅れるほど「おいしい」のが、日本にLPGを輸出しているサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールの3カ国ですから、こちら側のフィクサーも当然いるでしょうね。もしかしたら、今、反原発やっているろくでもない連中も、「反原発マネーにたかるハエ」かもしれませんね。まあ、とにもかくにも、日本に今必要なのは「原発の再稼動」であることは間違いありません。東京都知事選挙で「原発の再稼動」を公約にしている候補は誰でしょう。 日本の経済を生かす殺すかも重大な争点かも知れませんね。 しっかり考えたいですね。 By なでしこりん