日本がメキシコで自動車作ってアメリカで売ってるの知ってましたか?
最近はオバマ君よりプーチン君の方がかっこよく見えて仕方ないの!
おはようございます、なでしこりんです。今日からまた一週間が始まります。早いもので今週末はもう三月なんですね!これからは桜の開花予想が楽しみ! でも寒い日もあるから油断はなさらないでくださいね。
ひのもと おにこ見参!
今日は経済のお話。「最近、アメリカは何かよそよそしいね」と感じている日本人も多いのではないでしょうか? まあ、元はといえば、「民主党政権ができて、ポッポ鳩山が「Trust me!(私を信じて!)」と言いながら、アメリカを見事にだました頃から「アメリカの日本不信」は始まってはいるんですが・・・。
でも、「アメリカの日本離れ」の根本的な原因は「貿易事情の変化」に原因があると言われています。下の図は、「1990~2000~2010年」のアメリカの「輸出相手国と輸入相手国」をグラフにしたものです。皆様は下のグラフを見て「意外」に感じませんか? 私たち日本人の頭の中では、何から何までが「アメリカが1番」という意識はないですか? 私は、アメリカの輸出・輸入相手国1番は日本だと思っていました。実は違うんですね。
グラフで見ると、輸出は、カナダ、メキシコ、中国の順になっています。まあ、カナダとメキシコはアメリカとは地続きですから、当然と言えば当然ですが、3位が中国で4位が日本。日本は中国に逆転されています。ここが重要なポイントですね。
アメリカの輸入は「中国、カナダ、メキシコ」の順です。こちらの中国の増加率が大幅ですね。こちらも、日本は3位から4位に順位を下げています。 日本からすれば、「最近のアメリカは中国に迎合している」という印象が強いですが、なんのことはない、「お得意様の順位が変わった」ことに私たち日本人が気づいていないだけなんですね。アメリカが中国に迎合したとしても、それは「商売の世界」では当たり前なんでしょう。まあ、そういう節操のない商売人は信用をなくしますが。(大きな声では言えませんが、メキシコの対米輸出の主力は日本の自動車会社の現地工場なんだとかww ちゃっかりしてますね!)
メキシコで作ってアメリカで売る日本企業
もしこの状況を放置していると、少し前にも書きましたが、ハリウッド映画が全てが反日映画になる可能性もあります。まあ実際の中国の購買力はまだまだ日本より低く、中国には13億人の人間がいても、そのほとんどは貧困層ですからね。しかも、中国はどこかで「経済破綻」を必ずしますから、私は、中国が「よいお客になる」可能性は低いと思っています。中国は流動的です。ウクライナで起こった「革命」だって中国ではありえますよね。
私は「TPP」のことはあまり記事にしていませんが、基本的には「賛成」なんです。もちろん、物事には「メリットがあればデメリット」もあります。このことについては、多くの皆様のご意見をいただきたいとは思っています。たとえば農業なんですが、農業研修生という名目の中国人労働者に依存したまま、日本の農業を維持させることが本当に日本のためになるのか? 現在の研修生は3年で帰国させるそうですが、今後、3年を5年に延長し、さらに「日本への帰化条件」を緩めて、研修生を帰化させる考えもあるのだとか。日本に中国の自治区を作ってどうするんですかね?
安易な移民より農業の省力化を進めてほしい!
私は農業にしろ漁業にしろ、いわゆる「3K(きつい、きたない、きけん)」労働からの転換を日本ならできると考えています。現状維持のための安易な労働力の輸入より、日本人の知恵で、人手でのかからない農業・漁業という方向を目指してほしいと思っているんです。私は日本の農業のあり方とTPPもかかわってくると予想していますし、日本の農業はTPP参加によって、構造改革が進むのではないでしょうか? と同時に、アメリカとの経済関係も「新しい段階」になるのではないかと・・・。まあ、アメリカに迎合して「おとなしくてよい子」しているのも、もう飽きましたねww・・・もうそろそろ私たちは、別のボーイフレンド、ガールフレンドを探しに言ってもいいんじゃないでしょうか? By なでしこりん
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