自分の身の回りのことは自分でできるようになりたいものです
日本は自立した上で国際貢献できる国家になりたいものです
なでしこりんです。最近、朝日新聞や毎日新聞などの左翼マスゴミ、韓国や中国などが「日本は右傾化している」など言っていますが、彼らが同じことを言うのはやはり「裏でつながっている」からなんでしょうか? 今日は「プレジデント」の山本一郎氏の記事の一部を引用します。これはわかりやすい!
反中・反韓の背景にあるのは、日本人の合理的な思考による危機意識の現れ
我が国で外国人排斥やTPP反対を訴える大規模なデモや国民運動へと発展しないのは、「右傾化が進んでいる」と喧伝されながらも、さほどの火種が国内にないということの証左です。「日本が右傾化している」という言論の底流を紐解いてみると、結局は朝日新聞・毎日新聞的な社会観で議題設定されているものの、それほどの共感を得ることなく「右傾化」という言葉だけが独り歩きし危機意識として叫ばれている状態に他なりません。
日本国民がナショナリズムを強く感じさせる事案ははっきりしています。尖閣諸島や竹島といった領土を巡る争いです。これらの当事国である中国や韓国に対して極めて鋭い反発を日本人が感じるのは、冒頭で例示した中国や韓国に親しみを感じない日本人が激増した原因に繋がります。当然と言えば当然なのですが、2004年のテレビドラマ『冬のソナタ』の大ヒットから10年ぐらいまで続いた韓流ブームや、1990年代後半からの中国大陸への日本企業の進出ラッシュで日中間の経済関係の劇的な良化で極めて魅力的な経済上の互恵関係にありました。つい最近まで友好的な流れであったことも併せて指摘しなければなりません。
これらの問題を敷衍(ふえん)して考えると、いま日本社会が抱える右傾化という命題は、単に内向きで民族主義的だという観点からの発想ではなく、むしろ国内経済や世界政治の中で日本人が精神の根底に宿した危機意識の現れであり、防衛本能に依拠していると考えられます。つまり、右傾化といっても誰でも彼でも排斥するのではなく、アメリカや台湾、もしくはフィリピン、ベトナムなどのASEAN 諸国は友人として迎え入れる。領土問題を抱えるロシアに対しては、関係改善の目処が立つようであればパートナーとして考える。ただし反日的な態度を隠さない中国、韓国に対しては強い反発心を持つ。そうした合理的選択の結果としての「保守的態度の浸透」とも分析されます。
それらは、一面では日本社会への閉塞感に対する現実逃避の側面を持ちつつ、また一面ではいまの日本社会の現実を一人ひとりが受け止めてより良い状態にしたいと考えた結果、そのような態度を取る日本人が徐々に増えてきた、と言えるでしょう。 (プレジデント 社会面、山本一郎氏) http://president.jp/articles/-/12469
山本氏によると、「日本は右傾化している」という主張は、「朝日新聞や毎日新聞などの左翼による危機意識の宣伝でしかない」ということです。私も艘思います。 物事は左から見れば、自分より右側にあるものは全てが右に見えますから、真ん中にあるものも右であり、極左からすれば左翼も右になります。少なくとも、朝日新聞や毎日新聞の思想が「真ん中にある」と考えている日本国民はいないでしょう。
さらに、普段主張されないことを山本氏はきちんと指摘しています。「右傾化といっても誰でも彼でも排斥するのではなく、アメリカや台湾、もしくはフィリピン、ベトナムなどのASEAN 諸国は友人として迎え入れる」という指摘は大事ですね。ややもすると、朝日や毎日などの左翼にかかると、「中国、韓国、北朝鮮」だけが日本にとって最重要な近隣国家と決め付けてきますが、日本には、中国、韓国、北朝鮮以外にも数多くの友好国があり、何も無理して「反日教育」をおこなっている中国、韓国、北朝鮮などとの交流を「義務」のようにおこなう必要はないし、「反日的な態度を隠さない中国、韓国に対しては強い反発心を持つ」のは当然です。日本は、本来、日本国民の福祉に使われるべき巨額の国家予算を日本は過去、中国や韓国に「施し」過ぎました。今や、その使い道が「無駄」であったことも明白になってきています。
朝日や毎日が言うところの「日本の右傾化」とは結局は、「いまの日本社会の現実を日本人一人ひとりが受け止めてより良い状態にしたいと考えた結果」という表現は、とてもしっくりと来る表現だと思います。日本は「自分でできることは自分でするべき」であり、「困っている人がいて、自分に余力があれば助けの手を差し伸べる」ということでよいと思っています。つまり、自国の安全保障は他国に頼らず自国の責任でおこない、災害や貧困に困っている国家や民族がいれば援助していく。このことを「日本の右傾化」と呼ぶなら呼ばせておけばよいのです。私は、日本は「自立化」すべきと思います。日本の防衛を他国に任せるのではなく、日本人がみずからを守り、困っている国家・民族がいれば助ける。私はそういう日本、日本人でありたいと思います。 By なでしこりん