小さなことを大きく描く「針小棒大」作戦、ただ今実施中ですか？
日本を「差別国家」に描きたいのはマスゴミのジャパンバッシング戦術？
なでしこりんです。これはネット上での話題なんですが、こんな記事が流されています。私はこの手の記事に「強い違和感」を感じてしまいます。
「全盲少女にも非があったのでは」 白杖につまずき蹴った加害者に理解を示す心ない人たち
JR川越駅（埼玉県）構内で全盲の女子生徒が何者かに蹴られ負傷する事件が起きた。白杖につまずき転倒した腹いせに背後から蹴ったとみられ、許しがたい行為にインターネット上には怒りが噴出している。だが一方では、加害者側に理解を示したり被害者の「落ち度」に言及したりする人も少なからずいるのが現実のようだ。
被害にあったのは埼玉県立特別支援学校「塙保己一学園」(川越市) 高等部に通う全盲の女子生徒。報道によると2014年9月8日朝、登校するためJR川越駅構内で白杖を使いながら点字ブロックの上を歩いていたところ、前方から来た人物が白杖につまずいた。相手の転倒する気配がした直後、背後から右ひざの裏を強く蹴られた。
加害者は転倒した人物とみられ、近くからは「あんた何やってるんだ」と怒鳴る年配の男性の声が聞こえたという。だが蹴った人物は無言でその場を立ち去った。女子生徒はひざを伸ばしたり曲げたりすると痛みを覚えるといい、病院では全治3週間のけがと診察されたという。女子生徒はこれまでにも白杖にひっかかった人から文句を言われることはあったそうだが蹴られたのは初めてで「一人で歩くのが怖い」と話している。心にも傷を負ってしまった。
「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さんも10日、「憤り通りこして脱力感と悲しさ...」「なんて世の中になったことでしょうか...悲しいですね」と女子生徒の一件をブログで嘆いた。http://www.j-cast.com/2014/09/12215842.html?p=all
この事件、結末はすでにご存知だと思いますかが、全盲の女子生徒を蹴った犯人は「知的障害のある男性」であり、警察は既に事情聴取をおこない書類送検を済ませたそうです。ところが犯人が特定されるまでの議論は「日本には障がい者への差別が蔓延している。日本は差別国家だ」と描こうとする論調をいくつか見かけました。でも、それって「日本の現状」を正しく指摘したものなのか、それとも「特殊な事例をことさら過剰に反応して、日本を差別国家として描こうとした策略」なのか、どちらなんでしょう？
東京の高田馬場には「日本点字図書館」という視力障がい者向けの図書館がある関係で、日常的に数多くの視力障がい者の方の姿を見ることができます。たいていの視力障がい者の方は、もう慣れたもので、点字図書館への道をすたすたと歩いていかれますが、時々、右往左往されている方がいれば、私は「大丈夫ですか？どちらまでですか？」と声をかけて、私の左ひじを持ってもらって誘導してます。
以前のＪＲ高田馬場駅 ホームドアが設置された現在のＪＲ高田馬場駅
落下防止用のホームドアがまだなかった頃のＪＲ高田馬場駅では、実際、視力障がい者の方がホームから線路に転落されて亡くなるという事故もあった関係で、視力障がい者の方が駅のホームを歩いていると、かなりの人が「あの人、線路に落ちたりしないだろうか」と「見守り」をしておられることも多いんですよ。 日本とはそういう国なんです。日本人とはそういう国民なんです。
新垣勉さんは歌手として活躍中
「障がい者」には確かにハンデキャップではあるでしょう。でも少なくとも、日本という国家は、そのハンデキャップを理由に「その人の人格を否定することはしていない」し、ハンデキャップはあっても仕事に就き、社会に貢献している障がい者の方も多いですよ。少なくとも日本ほど、障がいを抱えていても「就学率が高い国家」は世界にはありません。 それはどこぞの「障がい者を売り飛ばして奴隷労働」させた国とは雲泥の差があるんです。日本には障がい者をあざ笑う「病身舞（ピョンシンチュム、병신춤）」という下劣な風習もありません。韓国では今でも「病身（ピョンシン）」は日常的な侮辱語です。
一方、かの半島国家では知的障がい者売り飛ばして塩田奴隷に！
韓国で障害者が南部の離島に売り飛ばされ、塩田などで長時間労働を強制される事件が今年１月に発覚、「塩田奴隷事件」として社会に衝撃を与えている。（2014年4月8日）http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140408/waf14040807210000-n1.htm
私は、「日本の報道人の姿勢」に関していつも思うのは、日本のジャーナリストには、日本人としての意識を持ち合わせている人はいるのか」ということです。私は何でも「日本万歳を唱えよ」などとは思っていません。しかし朝日新聞に代表される「反日左翼マスゴミ」の多くが「反日目線」であり「日本人を辱めることを目的」に情報拡散していることは歴然です。ことあるごとに「日本は差別国家」「日本人は差別者」という悪意の宣伝が多すぎます。
ハンデキャップを持つ人たちを特別「かわいそうな人」とは私は思いません。私は、ハンデキャップがあろうとなかろうと「誠実な人」とは仲良くしたいし、その関係は「常に対等」であり、それ以上でもそれ以下でもありません。いつも書いていますが、「差別差別」と大騒ぎしている連中は、実は「日常的に差別している側の人間」であることが多いですよ。日本人の多くは、「困っている人がいれば助ける」ということが自動的にできる人ばかりです。 日本と日本人を辱めたい連中って何者なんでしょうね？ もしかしたら、日本のマスゴミは一度「大掃除」をすべきではないでしょうか？ Ｂｙ なでしこりん
記事とは関係ありませんが、あの時の「女子高生」の今をご紹介！
野々村彩乃さんは現在23歳。音大卒業後は、歌手やオペラでも活躍中とか！