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共産党の躍進サギにご用心!「日本共産党は本当に躍進したのか?」過去には41議席時代も

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早くも選挙予想:「共産党は次回の選挙では必ず半減します!」

 日本共産党は18年前の党勢にさえ回復していないのに躍進宣言?ww


  なでしこりんです。今日は日本共産党による「躍進詐欺(やくしんさぎ)」のお話です。日本のような民主義国家で「一党独裁」を主張する政党の存在を許していること自体が「民主主意義への脅威」だと思うのですが、感情的に共産党を罵倒しても「共産党信者」の方たちには伝わりませんので、今日は「事実」を提起して、最終判断は読者の皆様にゆだねます。題して「日本共産党は本当に躍進したのか?」です。ぜひじっくり資料をご覧になって考えていただければと思います。

   
 
   全体を通して玉が悪過ぎませんか? 池内は韓国系ですか?


 「なでしこりん」では何回か「日本共産党の委員長は党員による直接選挙では選ばれていない」ということを書いてきました。これは共産党による一党独裁が行なわれていた国家で常識でもあります。共産主義社会では「民主的な選挙では体制維持ができない」ことを支配階級は知っているんです。たとえば中国の「習近平」は13億中国人有権者から選ばれた代表かと言えば・・・・もちろん答えは「ノー」です。中国では中国共産党の指導部が国家指導部なんです。ですから、習近平は約8000万人いると言われている中国共産党の中から選ばれたことになっていますが、これも約8000万人の党員選挙で選出されたわけではありません。習近平は副首相を務めた習仲勲の息子であり「太子党」呼ばれる二世政治家閥の代表なんですよね。

    
   


 共産主義者は共産党を「労働者の党」だとか「農民の党」などとは言いますが、実際の党幹部は「幹部による引き上げ」で幹部を再生産しており、日本共産党の「志位和夫」などは、宮本顕治元委員長の息子の家庭教師というきわめて「私情を挟んだ縁故採用」でしかありません。そういういきさつを知っていた不破哲三前委員長が志位現委員長をことごとく馬鹿にし、嫌っていたことは有名な話ですよね。ということで、まずは「宮本-不破-志位」の三委員長時代の日本共産党の「衆議院選挙における得票数」をじっくり検証してみましょう。

 昭和54年以降の共産党の衆議院選挙結果

選挙                  当選/候補者    得票数     定数    

第35回総選挙 1979年(昭和54年)10月7日 委員長:宮本41/128562万5,527(10.42%)511
第36回総選挙 1980年(昭和55年)6月22日 委員長:宮本29/129580万3,613(9.83%)511
第37回総選挙 1983年(昭和58年)12月18日 委員長:不破27/129530万2,485(9.34%)511
第38回総選挙 1986年(昭和61年)7月6日 委員長:不破27/129531万3,246(8.79%)512
第39回総選挙 1990年(平成2年)2月18日 委員長:不破16/131522万6,986(7.96%)512
第40回総選挙 1993年(平成5年)7月18日 委員長:不破15/129483万4,587(7.70%)511
第41回総選挙 1996年(平成8年)10月20日   委員長:不破26/321小選挙区709万6,766(12.55%)
比例代表726万8,743(12.0%)
500
第42回総選挙 2000年(平成12年)6月25日   委員長:不破20/332小選挙区735万2,844(12.08%)
比例代表671万9,016(11.1%)
480
第43回総選挙 2003年(平成15年)11月9日   委員長:志位9/316小選挙区483万7,952(8.13%)
比例代表458万6,172(7.76%)
480
第44回総選挙 2005年(平成17年)9月11日   委員長:志位9/292小選挙区493万7,375(7.25%)
比例代表491万9,187(7.25%)
480
第45回総選挙 2009年(平成21年)7月21日   委員長:志位9/171小選挙区297万8,354(4.22%)
比例代表494万3,886(7.03%)
480
第46回総選挙 2012年(平成24年)12月16日   委員長:志位8/322小選挙区470万289(7.8%)
比例代表368万9,159(6.1%)
480

第47回総選挙 2014年(平成26年)12月14日   委員長:志位


21/292小選挙区704万(13,3%)
比例代表606万875(11,38%)
480

   
 

 宮本委員長時代の「第35回総選挙」(昭和54年)は「中選挙区」時代ですが、この時の共産党の議席は41議席。 資料を見ると、大阪では立候補者が全員当選しているようです。不破時代に、「小選挙区比例並立制」に変わって、「比例代表で726万8743票」を獲得しています。この時の獲得議席数は26議席。現在の志位委員長で総選挙を初めて戦ったのが「平成15(2003年)」ですが、比例代表の得票を見ても「213万票」も減らしています。(不破と志位の交代は2000年11月24日の共産党第22回大会


 1996年  726万8,743(12.0%) 不破時代

 2000年 . 671万9,016(11.1%) 不破時代

 2003年  458万6,172(7.76%)  志位時代

 2005年  491万9,187(7.25%) 志位時代

 2009年  494万3,886(7.03%)  志位時代

 2012年  368万9,159(6.1%)  志位時代

 2014年  606万875(11,38%)   志位時代



      


  まあ、志位さんが「大躍進!」とはしゃぎたくなる気持ちは分からないではありません。志位さんになってから共産党は落ちぶれる一方ですし、共産党の支持者だって「委員長がもっといい玉だったら」と思っている人だっているでしょうしね。ここで「大躍進!」と党員や支持者に思い込ませないと、「いつまで疫病神が委員長をやっているんだ!」という声も出ますし、小舅的な不破さんから「だから志位はダメだ!」と14年も言われ続けてきたわけですから、志位さん的に今回の得票はうれしくて仕方ないでしょう。しかし、残念ながら不破時代にはまだまだ遠く及ばないのが現状です。おそらく不破さん自身も「覚めた目」で「志位の大はしゃぎぶり」を見ていると思いますよ。「家庭教師はトライだろ」ぐらい言いながらね。


 なお 「共産党票の増加のなぞ」については以下のブログの考察が秀逸。一部を引用させていただき、残りは当該サイトでの閲覧をお奨めします。  


 戦後最低の投票率の真相

  共産党の躍進の内実と若年層の投票行動


  まず、次の二つの数字を見ていただきたい。非常に分かりやすいデータを示すことができる。2年前の衆院選での比例得票数に着目しよう。共産党は369万票、未来の党は342万票である。合計で711万票今回の衆院選での比例得票数は、共産党が606万票、生活の党が103万票。合計で709万票だ。これほど一目瞭然で、今回の選挙の左側の真実を端的に表す証拠資料はあるまい。一言で結論すれば、今回の共産党の躍進は、小沢一郎の生活の党から離れた票が流れ込んだ結果である。

  以下こちらです!→ http://critic20.exblog.jp/23216729/

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