「国家を愛する」ことを当たり前に語れる日本を作っていきたい!
日本を愛する議員の先生方は教育委員会に斬り込んでください!
なでしこりんです。今日は「教科書検定・改正」について、産経新聞と北海道新聞がやりあっていますが・・・しかし、実際の「問題点」は別のところにあると思います。
「教科書検定基準改正」 領土教育充実へ 教育現場に期待も
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131220/edc13122022280003-n1.htm
教科書検定基準に政府見解反映 「現場萎縮招く」「戦前戦中の検閲想起」と北海道内から懸念の声http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/511627.html
以前このブログでも書きましたように不肖なでしこりんも「教科書選定委員」をやったことがあります。委員は年齢とか経験年数とか関係ありません。「なでしこりん、ひま?」「はい」「だったら、教科書選定会議に行ってくれる?」「え、私でいいんですか?」「無問題!」という感じ。 私は「国語科」ですから、三省堂と光村の二択しかないので、性接待も賄賂もなく 「越後屋、お主も悪ようのう」とせりふを決めることはできませんでした。ww 実際、教員による「教科書選定」はどの教科もそんな感じなんだと思います。ただし、「社会科(歴史)」を除けばの話ですが・・・。ちなみに、教科書採択権は、義務教育諸学校の場合は学校設置者の教育委員会にあります。 教員にはありません。
社会科に関しては「日教組」による「検閲」がありますから、教科書会社が「日教組の意向」に沿う執筆者をそろえて、「自虐史観」丸出しの教科書でしか「採択」されない仕組みになっています。この基準がもう、「日教組は中国人と韓国人の団体」を思わせる内容なんですよ。
安倍内閣になって、下村文科大臣や西川副大臣になって、文部省も「日教組の呪縛」から解放されたかと思いきや・・・・実は、日教組の自虐史観システムは今も健在なんですよ。 それは、教育行政に「がん」を抱えているからなんです。
みなさん、よく「日教組が~」とおっしゃいますが、実はこの日教組、以前に比べると組織率が激落ちしてきています。現在は20%台でしょう。その原因の多くは、日本共産党が日教組を分裂させたことなんですよ。意外かも知れませんが、東京都教職員組合は「日教組」ではなく「共産党系の全教」所属です。「日の丸反対、君が代阻止」をやっているのはほとんどが共産党員の教師か極左です。また、栃木県のように非日教組、非全教が多数派という組合もあります。
日教組の実力を見る一つのバロメーターが「日教組・組織内候補」の得票数なんですが、神本美恵子という候補者は、2007年の参院選全国比例区では22万4999票を獲得しましたが、2013年では17万6248票になっています。民主党の逆風選挙でしたが、組織で締め付けても5万票が消えているんですね。この候補、おそらく次回は落選するでしょうね。
ただ、日教組が強いところでは「非組合員からは管理職を出さない」という取り決めを教職員組合と教育委員会が密約している県や市もあります。ですから、管理職採用直前まで日教組組合員でないと「教頭にも校長にもなれない」んですね。教育委員会には、やはり日教組組合員であった「指導主事」がいますから、教育行政が「日教組に乗っ取られている」状態があるにもかかわらず、教員以外は門外漢扱いされますから、「教育や教科書の内容」へのクレームをつけられる人はごくわずかです。
埼玉県立朝霞高校高校での「NHKスペシャル」の台湾侮辱教材をを使い、さらに、観光ガイドによる反日教育まで行っていた件を問題化できたのは、埼玉県の自民党に優秀な議員さんたちがおいでだったからでしょう。実際には、教育委員会に巣くう日教組関係者に「まあまあ、大事にしなくても」と「教育改革が空洞化」されてしまうのがオチです。 私が申し上げた「がん」とは、こういう「日教組のおかげで管理職」になっている連中のことなんです。こういう連中を切除しないと、「教科書検定・改正」の効果は限定的なものにしかならないんですね。ですから、すべての愛国的な村議会議員から国会議員の先生方は、売国的な自虐史観を平然と押し付けている教育行政職員に対して、「あんた、それはおかしいでしょ!」とぜひ追及していただきたいです。公務員は、誰からも注意や指摘を受けないと、「前例が~」で済ませますからね! 教育の改革は、教育委員会の人事の改革でもあるんですね。 By なでしこりん