なでしこりんです。テレビ東京の夜のニュース番組に「ワールドビジネスサテライト(WBS)」という番組があり、この番組のキャスターを長年務めている「小谷真生子」さんは美貌と知性で「経済界のじじ殺し」と呼ばれるほどの人気者だったはずなんですが・・・・・これは「中国のトラップ」かもしれませんが、とんでもないニュースが世界中に発信されています。記事は「人民網語日本版」からですが、本当の正体は中国共産党の機関紙「人民日報」の日本語版です。 これはまずいことになりましたよ。
日本の安倍晋三首相が22日夜にダボス会議で行った演説と靖国神社参拝についての弁解は、安倍首相がダボスを発った後の23日になってもまだ、会議現場の日本メディアの記者たちの間で激論の的となっていた。
「靖国参拝についての安倍首相の釈明は全くでたらめだ!私は特にあなたに伝え、中国に知らせたい。私は日本人として、安倍首相の参拝に強く反対しており、多くの日本人も反対している」。日本のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のキャスター、小谷真生子氏は現地で人民日報記者にきっぱりと語った。
小谷氏とテレビ東京のベテランプロデューサー、山本名美氏は自ら人民日報記者を見つけ、安倍首相の靖国参拝に対する中国メディアの見方を尋ねた。安倍首相が22日夜に講演を終えて会場を去る際、唯一小谷氏がインタビューに成功した。
小谷氏は人民日報記者に「日本メディアの記者として、私は彼(安倍首相)がこの会議の機会を借りて、どうしても中韓など近隣国の怒りをかき立て、日本国民に圧力をもたらさねばならない理由についてしっかりと説明すると思っていた。靖国参拝が彼にとって一体何のメリットがあるのか、どのような政治的考慮によるものなのか。だが彼の回答はめちゃくちゃで、私と同僚ら日本人でさえ分かりにくく感じた」と語った。
22日夜、世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ会長は安倍首相との対話で「安倍首相の靖国参拝はアジアに不安要因をもたらし、国際社会を緊張させた。なぜ参拝するのか」と質問。安倍首相は「靖国参拝は戦死した日本兵のためだけでなく、世界の全ての国を含む戦没兵のために祈るものだ」と答えた。これについて小谷氏は人民日報記者に「全くのでたらめだ!靖国神社にどうして他国の死者の魂がいるか?!」と指摘。
「私は参拝が中国や韓国の人々を必ず傷つけることを知っているので、特に中国と韓国の人々に、靖国参拝が決して日本の民意ではないという事実を知ってもらいたい。実際には、日本の数度の世論調査は、安倍首相の靖国参拝に反対する日本人が増えていることをはっきりと示している。
靖国参拝は日本の首相の責務ではないし、ましてや日本国民の願いでもない。安倍首相がなぜ日本全体を巻き添えにし、国際世論の圧力を日本に負わせるのか分からない。日本メディアは自国民に理にかなった説明をするよう安倍首相に求め続けている」と述べた。
小谷氏はまた「日本人は中国との間に摩擦が生じることを望んでいない。両国民の間は友好的なはずだ」と指摘。17歳になる自身の娘がルームメートの中国人と良い友人であることにも触れ「私は中国に行ったことがあり、中国が好きだ。日中関係が睦まじくなることを本当に望んでいる」と述べた。小谷氏はさらに中国の古い言葉「虎の首に鈴を結びつけた者に鈴を解かせよ」に触れ、中国の負った傷を癒すには、やはり安倍首相自らが「鈴を解く」必要があると述べた。(人民網日本語版) http://j.people.com.cn/94474/8521554.html
http://j.people.com.cn/94474/204188/8521555.html
正直言って、これは小谷真生子さんにとってこれは「致命的な失敗」だと思います。実はテレビ東京はすでに「ツィッター」で弁明を行っています。
WBS(ワールドビジネスサテライト)認証済みアカウント @wbs_tvtokyo
小谷キャスターの発言とされる内容が中国メディアに掲載されたことについて、番組公式アカウント宛にお問い合わせをいただきました。靖国参拝について小谷キャスターが中国人記者から質問を受け、日本国内に賛否両論があることを話したのは事実ですが、記事は大部分が誇張・ねつ造されています。https://twitter.com/wbs_tvtokyo/status/427055726704750592
「これで弁明ができた」とテレビ東京が考えているとしたら、ちょっと救いようがないですね。「記事は大部分が誇張・ねつ造されています」ということですが、まず何よりも重大なことは、「記事はすでに世界に発信されていること」なんです。少なくとも報道の世界に長年いる者が、「自分が話したことが記事になるのか」、「記事になるのならどのような記事になるのか」をろくに考えもせずに話したとしたら、小谷さんはジャーナリストとしては失格でしょう。「記事は大部分が誇張・ねつ造」と弁明しても「記事の材料を与えた」のは小谷さん本人に間違いのないことですからね。「言った言わない」ではなく、「記事にさせた」ことの責任を小谷さんは考えるべきではないでしょうか? そして「記事は大部分が誇張・ねつ造」ならば、「人民網」に正式に抗議を行い、「記事の取り消し」なり「謝罪広告」を求めるべきです。
テレビ東京は「日本経済新聞」の系列のテレビ局ですので、経済関係に強いのですが、同時に「中国との関係」も深いんですね。中国での「対日暴動」直前までは、「中国進出に乗り遅れるな!」という番組ばかりを作っていました。日本経済新聞も、中国のプロパガンダを流すこともあります。小谷さんは今年の3月でWBSのキャスターを引退することになっていましたから、日経とテレ東があえて「泥をかぶせた」わけでもないでしょうが、ちょっと背後関係がわからないですね。小谷さんは自分から「中国のトラップ」にはまったのでしょうか? それとも「テレビ東京のベテランプロデューサー、山本名美氏」ですか?
今日の23時からWBSがあるのですが、その場で録音テープでも出して、「中国報道を全否定」でもしない限り、一般視聴者は「小谷さんの発言」を許さないんじゃないでしょうか。おそらく3月以前で降板せざるを得ないでしょう。そして「親中反日キャスター」というレッテルが彼女に一生付きまとうのではないでしょうか? すてきな方だっただけに残念でなりません。 By なでしこりん
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